クレイジー・マッドは転生しない クレイジー・マッドは転生しない(71) <<はじめから読む! <70話 九月になって、学校が再開された。変わったことといえば、俺は髪の毛を染め直すのを辞めた。ピンクをきれいに出すためにブリーチしていたので、色が抜けてもやや赤みが残っている状態だ。 新学期、教室に入ってきた呉井... 2021.03.31 クレイジー・マッドは転生しないライト文芸長編小説
クレイジー・マッドは転生しない クレイジー・マッドは転生しない(70) <<はじめから読む! <69話 出発順は、俺たちが最後だった。そわそわしている呉井さんを、戻ってきた柏木が、「ぜんっぜん怖くなかったよ! 大丈夫!」と勇気づけている。 ひとつしかない懐中電灯は、俺が持った。細い三日月は、明かりの手助けに... 2021.03.09 クレイジー・マッドは転生しないライト文芸長編小説
クレイジー・マッドは転生しない クレイジー・マッドは転生しない(69) <<はじめから読む! <68話 バーベキューに関しては、瑞樹先輩監修だったので、大事なかった。こんにゃくが出てきたときにはぎょっとしたが、なかなか旨かった。 呉井さんについて気づいてしまったことで、肉が喉を通らなくなるんじゃないか……っ... 2021.03.09 クレイジー・マッドは転生しないライト文芸長編小説
クレイジー・マッドは転生しない クレイジー・マッドは転生しない(68) <<はじめから読む! <67話 「だろ?」 でもそれじゃダメだってことを、俺は最近、ひしひしと感じている。呉井さんの様子がどうもおかしい。いや最初から変は変だ。それとは違う方向性のおかしさに、俺は五月の遠足から、気づいていたのに放置してい... 2021.03.03 クレイジー・マッドは転生しないライト文芸長編小説
クレイジー・マッドは転生しない クレイジー・マッドは転生しない(67) <<はじめから読む! <66話 翌朝、早くから柏木は、呉井さんや瑞樹先輩を引き連れて出かけていった。当然仙川もついていくわけだが、そうじゃなかったらあいつ、どうやって移動するつもりだったんだろう。運転できるのは仙川だけだし、アウトレットモ... 2021.03.03 クレイジー・マッドは転生しないライト文芸長編小説
クレイジー・マッドは転生しない クレイジー・マッドは転生しない(66) <<はじめから読む! <65話 「そういえば、だいたい異世界って、食事レベルが低いことが多いよな」 山本は「いったい何の話だ」という表情を向けてくるが、俺は視線で「黙って俺たちに任せとけ」と告げる。 勉強はできないが、こういうときにピン... 2021.02.28 クレイジー・マッドは転生しないライト文芸長編小説
クレイジー・マッドは転生しない クレイジー・マッドは転生しない(65) <<はじめから読む! <64話 一日目は宿題がメインイベントとなってしまった。その後ディナーの準備が整うまでの間、柏木による撮影会に巻き込まれたことは、思い出したくない。不敵な笑いってなんだよ。つか、俺そんなにへなちょこな笑顔なの……? ... 2021.02.28 クレイジー・マッドは転生しないライト文芸長編小説
クレイジー・マッドは転生しない クレイジー・マッドは転生しない(64) <<はじめから読む! <63話 「どないしたん? 柏木ちゃん。まだまだ宿題、残っとるやん」 関西弁って瑞樹先輩こそ、どないしたん? 先輩は、柏木の集中力が欠けてきたと思ったら、こうやって関西弁で声をかける。 「きゃあ! 金ちゃん! あた... 2021.02.25 クレイジー・マッドは転生しないライト文芸長編小説
クレイジー・マッドは転生しない クレイジー・マッドは転生しない(63) <<はじめから読む! <62話 「本当の桃様は、赤い目なんだけどねえ。さすがにカラコンは怖いからやめたわ」 柏木は言いながら、俺の顔に軽いメイクを施していった。目の中に異物を入れるなんて考えられない。そして終わった俺の前に鏡が出されたが、... 2021.02.25 クレイジー・マッドは転生しないライト文芸長編小説
クレイジー・マッドは転生しない クレイジー・マッドは転生しない(62) <<はじめから読む! <61話 「それで? 僕はどんな仮装をすればいいのかな?」 おっと意外とノリノリである。 「瑞樹先輩はですねぇ……明日川とニコイチでぇ……」 おい俺を巻き込むな! だいたい俺にさせたいコスプレとか、すでにわかりきっ... 2021.02.24 クレイジー・マッドは転生しないライト文芸長編小説