5月16日に新作、『赤はもう、いらない』
紙換算で100ページ弱の中編（5万字くらい）です。
今回は表紙をイラストレーター・漫画家のすわのここさんに依頼しました。
透明感溢れるイラストが、作中で「流れる水のような美しさ」と称される受けにぴたっと当てはまるな～、と思ったからです。
ここさん、ありがとうございました！
すわのここさんへのお仕事依頼は、twitter@milkcrown017 または下のnoteまでお問い合わせください。
また、今作も有島緋ナさんに校正をしていただきました。ありえない誤字をしていたり、脱字があったり今回もてんやわんやでした。ありがとうございました！
有島緋ナさんへの校正のご依頼は、ココナラの有島緋ナさんへの依頼ページ より、お時間余裕をもって、お問い合わせください。
※私はココナラ以外を経由して依頼しています。
前回校正を依頼したときの感想は、こちら↓
ちなみに前回も今回も、原稿送信した翌日には校正完了してリターンしてくれました。タイミングがよかったのもあるけれど、仕事が速い……！
お二人の力で素敵な作品になったと思います。
では、新刊紹介いきまーす！
『赤はもう、いらない』
私立誠条高校に秘密裏に伝わる、生徒たちの性欲を晴らすための存在である抜き屋。恭平は抜き屋からの特別な招待状を受け取ってしまう。悪質な悪戯だと思いながらも、呼び出された生徒会室へ向かうと、生徒会長・一条優馬が艶然と微笑んでいた。品行方正な優等生の顔と、淫らな抜き屋の顔。二面性を持つ優馬に恭平は翻弄されて……。
全寮制男子校が舞台。堅物後輩×美貌の生徒会長のBL。
『赤はもう、いらない』Amazon商品ページあらすじ
全編書き下ろし
これまでの二冊、
は、それぞれ新人賞に応募して選外だったものを電子書籍にしました。
『このキスは返品不可』は続きの短編を書き下ろしましたが、今回の『赤はもう、いらない』
誰の目にもまだ触れていない作品を出すのは、ちょっと緊張しますね。
美貌の生徒会長の多面性
生徒会長・一条優馬は、品行方正で成績優秀、仕事もできる全校生徒憧れの存在。
でも裏の顔は、金銭を受け取る代わりに性的な奉仕をする抜き屋でもある彼。
抜き屋が使う特別な招待状、赤紙を受け取ってしまった恭平は、普段の優馬との落差に混乱、翻弄されます。
穏やかな生徒会長と淫らな抜き屋の他にも、優馬は恭平だけに見せている顔があって……。
おっと、この辺は本編を読んでのお楽しみ。
誘い受けがメイン
この話の軸になるのは、ずばり、誘い受けです。
美人な先輩に誘惑され、逃げ道をつぶされ迫られて、恐怖や焦りを覚える後輩。
しかし優馬の瞳の奥に揺れる正体の知れぬ感情や、理由のわからぬ不安を知るうちに、彼に惹かれていることに気づきます。
抜き屋という設定や誘い受けという点から、エロがメインの作品のように見えますが、実は違います。
攻めの恭平が堅物すぎて、なかなか流されてくれなかった……というのもあります。
山奥の閉鎖空間で、訳アリの生徒会長の重荷を、主人公が一緒に背負ってあげる話です。
※エロがないとは言わないですけど
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イーデスブックスおよびいろ葉書房から刊行した、葉咲透織作の電子書籍はすべて、Amazon kindle unlimitedの対象商品です。
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なかなか書店にも行けない昨今、電子書籍でおうち時間を過ごしてみては？
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