どうも。「高身長受けの人」と呼ばれたい、葉咲透織です。
頑張って書き上げた作品、どうせならもっともっと、完成度を上げてから同人誌として頒布したり電子書籍にしたいですよね。
でも、書き終わった後は何にもしたくないし、表紙を作る能力もないよ!
自分でできないなら、スキルのある人にお願いしよう!
小説を読んでくれる人もいないし、イラスト描いたりデザインできる友達もいない……
そんなときに心強いのが、ココナラ!
「ココナラ」はスキルのフリーマーケット
ココナラは、スキルのフリーマーケット。
- イラストを描くのが得意な人
- デザインの勉強をした人
- 電子書籍の出版をサポートしてくれる人
- 楽器が得意な人、作曲・編曲ができる人
- Excel、パワーポイントの使い方を教えられる人
- 副業での稼ぎ方をコンサルティングする人
などなど、各自が自分のスキルを販売しているマッチングサイトです。
副業が解禁されたから、登録者も増えてるみたいだね。
「ココナラ」の気になるお値段は……?
小説を書いて同人誌や電子書籍を作りたい! というときに利用しそうなスキルは
- 校正
- 表紙イラスト
- 表紙や本文のデザイン
- 電子書籍出版代行
あたりでしょうか。ざっとサイトを確認したところ、
- 校正…1万字1000円~
- 表紙イラスト…3000円~
- 表紙デザイン…3000円~
- 電子書籍出版代行…2000円~
くらいから出品があります。意外と安い!?
もちろん、出品者の実績によっては1万円以上のサービスをガンガン売っている人もいるよ。
「ココナラ」の利用で注意したいことは?
①注意書きを読もう
出品者は各自、自分のできること・できないことを丁寧に説明してくれています。
小説書きが利用する際、特に注意したいのは、
納期
リテイクの可否
BL、年齢制限のある物の可否
商用利用の可否
あたりでしょうか。同人誌であれば、商用利用に当てはまらない場合もありますが、電子書籍の場合は確認しましょう。
②いきなり購入ではなく、DMで相談しよう
ココナラのみで生計を立てている人はほとんどいません。
出品者の方々にも、本業や生活があります。
そこに「明日までにこの文章を校正して!」と言われたら、どうでしょうか?
徹夜は誰だって、したくないよね……
出品者が「事前にDMで相談してください」と言っている場合は、必ずいきなり購入手続きをせずに、DMでお伺いを立てましょう。
もしも出品者の都合がつかずに断られたとしても、苦情を言ったりしないこと。
③有料オプションに注意!
出品者のつけた値段は、あくまでも基本料金です。
例えば表紙イラストであれば、1人の立ち絵なら3000円でも、2人以上になると値段が上がったり、背景の描き込み具合も有料オプションになっています。
必ず出品者は有料オプションについて説明しています。
わからないことは質問し、必ず見積もりをしてもらいましょう。
「ココナラ」出品者に校正をしてもらいました!
今回、自作を電子書籍化するにあたって実際にココナラ出品者の方に校正をお願いしました。
arishima hinaさんという、校正を通信教育で勉強された方です。
基本的な誤字脱字等のチェックは、1万字まで1500円で請け負っていらっしゃいます。
(今回、私はモニター料金で行ってもらいました)
小説書きとしての魅力は、多彩な有料オプションです。
・表現が統一されているかどうか
例えば「こと」「とき」「ところ」など、ひらがなで書くか漢字で書くか。
他の部分はひらがななのに、ついうっかり漢字に変換してしまった……なんてことも。
(そして往々にして、こういうところに気づかないんだなぁ……)
・使用する文言の確認
例えば同音異義語。こちらもうっかり勘違いして覚えている場合が。
・人物の説明や行動に統一性があるか
「この人とこの人は同一人物?」「こっちではこの動詞を使っているけれど、同じ動作をここでは別の動詞を使ってるけどOK?」というところを確認してもらえます。
誤字脱字チェックだけじゃないんだ!
自作の小説を校正してもらった感想
校正をお願いしたのは、4月2日~配信のこのキスは返品不可 (イーデスブックス)の書き下ろし部分。
加筆修正した表題作は、間に合わなかったんだよね……。
連休を利用して見てくれるというので、最終日くらいになるかな? と思ったら、初日に「確認してください」と返信が……!
作業がとても速い方です。(もちろん本業との兼ね合いもありますが)
Excelファイルで指摘をいただきました。
誤字脱字のチェックのつもりでいたら、様々な指摘をされていました。
どうしても自分で行う校正作業には、限界があります。
小説を書く人ならわかると思いますが、
- このシーンが足りない
- キャラの魅力が弱いからエピソード追加しよ
- もっと情景描写が欲しいな
そんなことばかり考えて、加筆したり削ったりという作業は何度もします。
名詞や動詞のひとつひとつだって、自分のこだわりがあることもわかります。
でも、それって本当に読者目線でわかりやすい表現になっていますか?
また、同じ書き手同士で小説を交換してあれこれ指摘することも投稿者であれば多いと思います。
でもそれって、「萌え」とか「キャラの魅力」とか「ストーリー展開」にばかり目がいってませんか?
校正の勉強をした人に自作を見てもらうことで、読み手へより訴えかける文章になるのではないか。
私はそう思います。
また、すべて「こうすべき!」という断定ではなく、理由を踏まえて「こちらの表現はどうですか?」と提案してくれるのが嬉しいです。
「書き手のあなたがこういう意図で書いたのならば、直す必要はありません」
明らかな誤字・誤用以外にはすべてこのように言ってくれたので、自分の文章を深く読み返し、何を伝えたかったのかを再考する役に立ちました。
アドバイスに従って直したところもありますし、そのままにしたところもあります。
なんだかプロになった気分……!
もしも自分の小説をブラッシュアップしたいなら、依頼するのが正解だと思います!
今回の作品だけじゃなくて、今後の創作への考え方も変わりますよ。
「ココナラ」を利用して、小説をレベルアップさせよう!
ココナラを上手に利用すると、自分の小説作品がもっともっとよくなります。
今なら新規会員登録で、300円分の割引クーポンがもらえます。
ココナラに無料会員登録!
私も自分のスキル、何か出品してみたいな……!
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