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クレイジー・マッドは転生しない

クレイジー・マッドは転生しない(81)

<<はじめから読む! <80話  注文が入れば、笑顔で「はい!」と請け負って、たこ焼きをひっくり返す。大阪人ではないが、我が家にはたこ焼き器があって、定期的にたこパが開かれる。誰とって? 言わずともわかれ。母親とだよ!  そんなわけで、俺の...
クレイジー・マッドは転生しない

クレイジー・マッドは転生しない(80)

<<はじめから読む! <79話 「ああ、もう帰るところだった?」  瑞樹先輩がやってきた。結局俺たちは、彼のクラスが何をしているのか知らない。 「お疲れ様。ひとまずこれ」  疲れたときには甘いもの……と、購買横の自販機で売られている紙パック...
クレイジー・マッドは転生しない

クレイジー・マッドは転生しない(79)

<<はじめから読む! <78話  石けんもできあがり、スペースのレイアウトも決まった。配布レシピの印刷もOK。いよいよ文化祭当日となった。  結局、呉井さんの家に行けたのは、最初で最後だった。静香さんに写真の少女のことを聞きたかったが、これ...
グルメ・スイーツ

「しあわせの桃の極みアフタヌーンティー」@ハイアットリージェンシー横浜

年を取って、めっきり生クリームが食べられなくなった、葉咲透織です。 昔は家族旅行で行ったホテルのディナービュッフェ、ケーキ全種類食べたりしていたのですが、とても今では……。 なので、ケーキビュッフェも「行きたいけど、そんなに食べられないかも...
クレイジー・マッドは転生しない

クレイジー・マッドは転生しない(78)

<<はじめから読む! <77話 「えっと、確かこの辺に……ああ、ありました」  振り向いた彼女の手には、数冊のフォトアルバム。  重いだろうから、と俺がアルバムを持った。そしてそのまま、隣にあるゲストルームに向かう。 「最近使っていないから...
クレイジー・マッドは転生しない

クレイジー・マッドは転生しない(77)

<<はじめから読む! <76話  石けん作りは楽しかった。捏ねて、精油やはちみつなどの素材を入れて、さらに捏ねて成形する。 「なんか、幼稚園のときの粘土遊び思い出すよな」 「そうですわね」  呉井さんも同意をしつつ、石けんを形作っていく。小...
グルメ・スイーツ

ヤクルトアイス&シャーベット@渋谷109

久しぶりのスイーツ探訪記でございます。 美味しそうな最新・限定スイーツはだいたい、ファッションプレスのtwitterで知るのですが、今回食べに行ったのも、twitterで見てのことでした。 ヤクルトは別に好きでも嫌いでもない。 いや、ぶっち...
クレイジー・マッドは転生しない

クレイジー・マッドは転生しない(76)

<<はじめから読む! >75話 「ようこそ、皆さん」  洋風建築の屋敷に、呉井さんがドレス姿だと錯覚した。本当は、フリルをあしらったエプロンをしているだけだった。石けんづくりへの並々ならぬ熱意から、彼女は汚れてもいいように、Tシャツとデニム...
クレイジー・マッドは転生しない

クレイジー・マッドは転生しない(75)

<<はじめから読む! <74話  練習も首尾よくいって、土曜日。いよいよ呉井家訪問の日である。  俺は山本と待ち合わせて、学校へと向かう。事前の打ち合わせが必要だった。 「呉井の家族か、仙川先生以外の人に話を聞くことができたら、ベストだな」...
短編小説

梅雨に彩花

大きく武骨な手から、丁寧な文字――読みやすい、とは言わない。癖はない。だが、ちまちました文字は、老眼鏡にクラスチェンジしたと噂の担任には、読みにくいに違いない――が生まれるのは、興味深い。  この年になってやることはないけれど、昔はてのひら...
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