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クレイジー・マッドは転生しない

クレイジー・マッドは転生しない(39)

<<はじめから読む! <38話  不審な人物、なんて学校に頭の沸いた変質者がやってきたみたいじゃないか。職員室にまで尋ねに行こうとした呉井さんを、俺は全力で止めた。学校が臨時休校になり、警察沙汰になってしまう。クレイジー・マッドの名前に拍車...
クレイジー・マッドは転生しない

クレイジー・マッドは転生しない(38)

<<はじめから読む! <37話 「呉井さんってさ」  次の日の放課後、俺は呉井さんの後ろをついていった。振り向いた彼女は、いつもどおりの美少女っぷりを発揮している。 「何ですか? 明日川くん」 「いやいやいや、何ですか、じゃなくてね。その格...
クレイジー・マッドは転生しない

クレイジー・マッドは転生しない(37)

<<はじめから読む! <36話  クラスじゃ何も話してくれない呉井さんを見かねて、瑞樹先輩に連絡をした。すると当然、被服室に集合という話になり……仙川がいないわけもなく。 「どうやらわたくし、誰かに嫌われているみたいですの」  しゅんとして...
クレイジー・マッドは転生しない

クレイジー・マッドは転生しない(36)

<<はじめから読む! <35話  テストまであと十日。今日も雨がしとしとと降り続いている。  呉井さんの調子は戻らない。それでも彼女のえらいところは、授業には集中しているところだ。おそらく、彼女はテスト勉強も家でしているだろう。  俺?  ...
BL

ただここにいる、穏やかな幸福

五十嵐千尋は悩んでいた。己の行動すべき道がどちらなのか、わからなくなっていた。  カレンダーを睨みつけ、手元のスマートフォンで開いた通販サイトを、無駄にタップしてズームさせてみたりする。  どうしよう。どっちだ。  去年までは、こんな風に悩...
クレイジー・マッドは転生しない

クレイジー・マッドは転生しない(35)

<<はじめから読む! <34話 「ダイエットしてるんだ、僕」  二回言われて、ようやく理解できたが、信じがたい。  だって、瑞樹先輩だぞ?   俺と呉井さんがあれこれ喋っているときも、会話に入らずに黙々とその場にあるお菓子を食べ、気づいたと...
クレイジー・マッドは転生しない

クレイジー・マッドは転生しない(34)

<<はじめから読む! <33話  会合が行われる日、掃除当番で遅れる呉井さんがいない隙に、俺はこっそりと、瑞樹先輩に彼女の様子がおかしいことについて尋ねてみた。ちなみに、最初に仙川に聞いてみたら、「はぁ? 円香様がおかしい、だと? 貴様、お...
クレイジー・マッドは転生しない

クレイジー・マッドは転生しない(33)

<<はじめから読む! <32話  期末テストまであと二週間となったが、クラスの雰囲気は、まだのんびりしている。ピリピリしているのは、一部のガリ勉組のみで、教室の隅で朝から参考書をにらめっこをしている。時折、「うるさいなあ」とゴミを見るような...
レビュー

『清らかな雪は白金の狐の愛にとける』(村崎樹)

最近ようやく原稿地獄を抜けたので、読書もしたいしレビューも書いていきたいぞ! ということで再開一冊目はこちら。 『 清らかな雪は白金の狐の愛にとける』(村崎樹) ↑Amazonの電子書籍のページに飛びます。 投稿の先輩でもある村崎樹さんのデ...
クレイジー・マッドは転生しない

クレイジー・マッドは転生しない(32)

<<はじめから読む! <31話 「大丈夫大丈夫。ちょっと痛いだけだから」  それでも彼女は不満そうである。笑みを浮かべていることが多いので、唇を尖らせているシーンは珍しい。思わずまじまじと見つめていると、視線に気がついたのか、彼女がこっちを...
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