4月2日より、拙作「このキスは返品不可 」も含めてたくさんのBL小説がイーデスブックスさんより配信されています。
これらの作品はすべて、令和BL小説グランプリの参加作品です。
令和BL小説グランプリってなに?
令和BL小説グランプリは、イーデスブックスさんが独自に開催しているイベントです。
4月2日に同時に配信をスタートして、どれだけ読まれたかを競います。期間は4月30日まで。
どうかどうか、私の作品も読んでやってください~(下から3番目とかだぜ)(優勝できるとは思ってないけど、できる限り頑張りたい)
↑クリックすると詳細ページに飛びます。
で、まぁ個人的に読者としてもイベントを盛り上げられたらいいな、と思うので、できる限り読んで、レビューをしたいと思います。全部できなかったらごめんなさい! でも期限内に読了はするよ17冊(自分の除いて16冊)。
それでは記念すべき1冊目です。
『ダンジョン鬼ヶ島には~ぴえん』
見出しは省略してしまいましたが、正式タイトルは
『ダンジョン鬼ヶ島には変なやつばっかくるぴえん 』(風巻ユウ)
です。
なぜこれが1冊目かっていうと、スラスラ楽しく気軽に読めそうだったからです。
なろう系BLはWEBで読むときも、構えずに読めるので最近お疲れモードの私には、きっと絶対コメディだろ! っていうこの話がトップバッターがよかったのです。
作者の風巻ユウさんのtwitterはこちら。小説家になろうはこちら。
ムーンライトノベルスはこちら。
意外と家族の物語(なのかもしれない)
主人公・塩板(シオ)は新米の市役所職員。
外国人観光客の行為を咎めたところ、突如として異世界へ転移します。
ダンジョンマスターに任命されたシオは、ダンジョンコアのミラーボールマザー(リアルにマザー)とともに、新しく生まれたばかりのダンジョン運営に乗り出します。
目指すは誰も死なない、何度も訪れたくなるダンジョン……!
と、私は真面目にあらすじを書きましたが、商品ページ飛んで、作者の方の書いたあらすじ読んでください。あらすじだけで笑えるので。
天涯孤独のシオが、異世界で母親に初めて会い、2人で生活をしていく様子は、コメディ小説ながら、ぐっとくるところがあります。マザーが料理の仕方を忘れていて、「これしかできなかったけど」とシオに作った塩むすびの歪さとか。
母親だけじゃなくて父親とも会うのですが……うん。展開早くてびっくりしましたね! ネタバレは避けます。
「え? は?」って登場シーンも退場シーンも「あれ? 私読み飛ばしたっけか?」ってなることうけあいです。
強引年下桃皇子(でもちょっとかわいい)攻め
ダンジョンマスターのシオの元にやってきたのはティリン・ファ皇国の皇子様、タオジン・ユア。
チート(魔法使い放題!)のはずのシオですら勝てない、チート中のチートです。
彼はシオとはとある縁があり、ずううううううっと思い続けていたという執念の人です。初恋の人をずっと好きでい続ける年下攻めってちょっとかわいいですよね? あれ、かわいい……かわいいよな?
「俺の匂いに狂え!」が決め台詞(?)です。そして匂いを嗅いだ人間……じゃないか、モンスターや鬼たちがどうなったのかは、本編をぜひ読んでください。
ラストはドタバタハッピーエンドです。ちょっと駆け足過ぎたかな、と思いましたが、はしょったところ(シオの変態父の初登場とかそのときのマザーの様子だとか、桃皇子側の事情だとか読んでみたかったでござる)を全部詰め込むと、それこそなろうの大長編になって、電子書籍とはいえ一本に収めるのが難しくなってしまうかも……。
そう思うと、このくらいの長さが楽しく読めていいのかも。
余談ですが、シオくんと同じく私もじゃがいもが大好きです。マザーの作ったトルネードポテト食べたい!
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「令和BL小説グランプリ」を応援しよう、楽しもう
「令和BL小説グランプリ」の参加作品は、すべてAmazon kindle unlimitedの対象となっています。
17作品全部購入して読むと8019円かかります。計算しました。
Amazon kindle unlimitedに加入すると、月額980円で読み放題。しかも初めて会員になる人は、体験期間があるので、「令和BL小説グランプリ」を無料で楽しむことができます。
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次はしんみり系を読もうと思っています。
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