『千年語り(前後編)』(わか)

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令和BL小説グランプリ レビュー

久しぶりのレビューコーナーです。

kindleでの小説読書はだいたい電車の中でするんですが、最近眠くて寝ちゃうんですよね……。

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『千年語り』

本日のレビューはこちら。

『千年語り 前編』(わか)

吸血鬼とそのパートナーの長きに渡る関係、その一瞬を切り取った物語です。

 

褐色肌受けとか長髪攻めとか、刺さる人には思いっきり刺さるキャラのビジュアル設定がまず魅力的。

全編の舞台は主に東京。
自殺願望に苛まれていた男の元に現れたアルビノの吸血鬼。
彼こそ、ずっと求めていたパートナーだった。
大昔、吸血鬼狩りの連中と戦って行方不明&記憶喪失になっていたアイルは記憶を取り戻し、吸血鬼・バーンとの生活を始めます。

バーンの世話焼きっぷりに萌えます。
長きに渡って行方知れずだったアイルに対してやや過保護かな。
お料理上手な吸血鬼可愛い。

アイルもアイルで、記憶を取り戻したら男前受けでした。
バーンほどじゃないけどアイルも背が高いので、高身長受けに萌える私はホクホクしました。

後編はうってかわってバトルがメイン。
先祖返りになり、人間の村を襲うようになってしまった旧友を倒さなければならないシーンはせつなかったです。
また、もともと住んでいた里に行くと、そこにはまた別の吸血鬼とそのパートナーがいて、全員キャラが立っているので、こっちの話も読みたいな~、となるかも。

ただ、私のスマホが悪いのかなんなのか、デザイン崩れて読みにくいところがあったのが残念でした……。

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