溺愛王子、無垢なる神子を娶る(小中大豆)

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レビュー

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「溺愛王子、無垢なる神子を娶る」(小中大豆)

↑Amazon電子書籍には、一部書店向け書き下ろしペーパーのssの他、Amazon限定特典ssがつくそうです。

これは完全にジャケ買いです。
(ジャケ買いって久しぶりに聞きましたね)
表紙イラストがあまりにも美麗。
ファンタジーだとより一層、イラストレーターさんの得意不得意が如実に出そうなんですけど、衣装も表情も魅力的で、これは買い。

あとカラー口絵なんですけど!!!
これはぜひとも見てもらいたい!
だいたいBL小説の口絵って、クライマックス(すなわちエッチ)シーンのことが多いですよね。
でもこちら、エッチではあるけれどエッチはしていません(?)。
攻めの腹筋がめちゃくちゃセクシーで、このためにお金を出してもいいと思うほど。

小説本編の話をします。

古くからの伝統に従い、男ながらに隣国に嫁ぐことになったシャウーリャ。
もともとの婚約者とは違い、強く逞しく、浮名を流しているヴィハーンにも、健気に尽くそうとします。
なんかこう書くと、傲慢×健気なのかなって感じがしますが、ヴィハーンがかなり早めに陥落するし、シャウーリャを大切に扱っているのがよくわかるので、傲慢ではないですね。

何が好きって、シャウーリャがとにかく可愛いんですよ。
完璧な美貌の受けって聞くと、クールビューティーなイメージですが、シャウーリャはとにかく素直で好奇心旺盛で、まるで子ども。
そりゃあヴィハーンも目が離せなくなります。

特に私の萌えツボを刺激したのは、陥没乳首です・・・・・・!(突然のエロいシーンの話)
定期的に陥没乳首をどうこうするネタを読みたくなったり書きたくなったりするので、不意打ちを食らってフガフガしました。
あと天然パイパンです。
(こちらはそれほど萌えツボではない)

見たままスケベなヴィハーンに、奥ゆかしく見えて実はムッツリなシャウーリャの夫婦でした。
特典ペーパーで完全にシャウーリャがムッツリということが露呈していてニコニコしましたね、ええ。

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