ミステリ

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ライト文芸

断頭台の友よ(6)

<<はじめから読む!<5話 クレマンが九つの年、ずっと年齢の離れた兄が死んだ。 ムッシュウ・ド・パラーゾと呼ばれ、王都の治安維持に努めるべきは兄であった。そうはいっても、クレマンが自由に生きることは許されていなかった。処刑人の家に生まれた子...
ライト文芸

断頭台の友よ(5)

<<はじめから読む!<4話 クレマンは男が絶命したことを、呼吸と心臓の音で確かめると、嫌なことはさっさと済ませるに限るとばかりに、用意していた火種をしっかりと油の染みた布を巻いた松明に移し、男の身体を焼いた。火が全身に回るまでしばし時間がか...
ライト文芸

断頭台の友よ(4)

<<はじめから読む!<3話 手足を潰したことによって、男は気を失った。歴代のムッシュウ・ド・パラーゾたちによって記された人体の構造は、クレマンの中にしっかりと定着している。どこをどう潰せば、適度な時間で刑死するのかわかっている。 車裂きの刑...
ライト文芸

断頭台の友よ(3)

<<はじめから読む!<2話 広場に作られた処刑台は、誰もが見やすいように吹きさらしになっている。風が強く吹く。あおられて落ちないように、気を張らなければならない。息を吸うと、また猫背になっていたことに気づき、クレマンは慌てて背伸びをして、し...
ライト文芸

断頭台の友よ(2)

<<はじめから読む!「しかし俺みたいなケチな新聞屋の首を刎ねるなんてね、やっぱり首斬王は狂っておられやがる。街じゃあ噂んなってるぜ。旦那も聞いたことあるだろう? ここんとこ続いてる、首斬り殺人。ありゃあ悪魔に憑りつかれた王が、夜な夜な街に下...
ライト文芸

断頭台の友よ(1)

長い間牢に囚われていた男は、黒衣の死神ひとりしかいないことを確認すると、今日が自らの運命の日であることを悟った。 手渡された布で身体を清拭すると、垢がぼろぼろと皮膚から剥がれ落ちる。毎回のことながら、この臭いが最も耐え難い。クレマンは仮面の...
レビュー

龍ノ国幻想1 神欺く皇子(三川みり)

まだまだ秋の読書週間!「龍ノ国幻想1 神欺く皇子」(三川みり)↑リンク先はAmazonこれまた、「すげー話!」に出会ってしまった。阿部智里『八咫烏シリーズ』に初めて出会ったときと同じような興奮を覚えました。古代日本風の世界が舞台のファンタジ...
レビュー

「聖女ヴィクトリアの考察 アウレスタ神殿物語」(春間タツキ)

秋の読書週間。あと二冊・・・・・・!(その後すぐにBL読書週間が来る)「聖女ヴィクトリアの考察 アウレスタ神殿物語」↑Amazonの電子書籍ページに飛びます。第6回角川文庫キャラクター小説大賞・奨励賞受賞作。先日、我らが中間淳太さん表紙の小...
レビュー

『ご主人さまと謎解きを』(楠田雅紀)

7月の原稿地獄を抜けたので、今月は読書や! とばかりにBL小説買ったので、ちょいちょいレビューをします。『ご主人さまと謎解きを』(楠田雅紀)↑Amazonの通販ページに飛びます。『海辺のリゾートで殺人を』でミステリを割とガチに書いてくださっ...
レビュー

『海辺のリゾートで殺人を』(楠田雅紀)レビュー

久しぶりに本屋へ行って、5月の新刊を3冊購入してきました。自分のところの店舗も6月から時短で再開となりましたが、もう我慢できなかった……というか、自店舗が混みあう想像しかできず、そこであれこれ買う余裕はなさそうだったから……いいよね! うん...
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