リーマン

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パパは求めておりませんので(17)

<<はじめから読む!<(16) 普段は銀座や新宿の百貨店で買い物をすることが多い孝之は、紫郎が連れてきたショッピングモールの若者向けのセレクトショップを、楽しげに見回していた。「おっ」 と、嬉しそうに手に取るのは、自分の買い物ではない。大学...
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保護中: パパは求めておりませんので(16)

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パパは求めておりませんので(15)

<<はじめから読む!<(14) 一ヶ月ほど早いが、紫郎の店舗研修は修了になった。 新宿という、全店でも一、二を争う店でも十分に戦力として働けていたことを評価されてであるが、実際はあらぬ噂から紫郎を守るためであった。 聞くところによると、店に...
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パパは求めておりませんので(14)

<<はじめから読む!<(13) 本社ビルに着いた瞬間、紫郎はほっと一息ついた。 何せ、車内は地獄の空間であった。誰も喋ろうとしなかった。一番下っ端の自分が騒ぐわけにもいかず、かといってスマホを見るわけにもいかない。 助手席に座っていた紫郎は...
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パパは求めておりませんので(13)

<<はじめから読む!<(12) 紫郎のママ活疑惑は、直接聞かれた相手には事実を話すようにしていた。納得してくれる人間が大半であったが、結局のところ、新宿の店舗の従業員たちはひとりも信じてくれなかった。 これは、女ばかりの集団だからかもしれな...
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パパは求めておりませんので(12)

<<はじめから読む!<(11)「おはようございまー……す?」 月曜に出勤すると、なぜか同僚たちの視線が突き刺さった。いつもなら、「おはようございます、横山さん」と、秋田を除く皆が、にこやかに挨拶を返してくれるはずなのに、今日は違う。 困惑し...
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パパは求めておりませんので(11)

<<はじめから読む!<(10) 別に、秋田のアドバイスを聞き入れたわけではないが、一理あるとも思ったのは事実である。 一回こっきりだと念を押して、母親に会う。その後は、どこで野垂れ死のうと知ったことではない。 そう考えてしまうくらい、電話は...
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パパは求めておりませんので(10)

<<はじめから読む!<(9) 紫郎の家は、そこそこ裕福だった。 父は弁護士をしていて、様々な企業と契約していた。母は働かなくても生活できていたし、美しい(紫郎はバケモノじみた顔しか知らないが)妻に好きなことをさせてやれることこそ、男の甲斐性...
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パパは求めておりませんので(9)

<<はじめから読む!<(8) 孝之への無自覚であった想いに気づかされてから、紫郎の生活は、より一層張りのあるものになった。 認められたい。釣り合うようになりたい。外見だけじゃなくて、中身の面で。 そう思うと、今まで以上に仕事に身が入るように...
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パパは求めておりませんので(8)

<<はじめから読む!<(7) 電車に揺られ、一路渋谷へ。若者たちの街は、土曜の午後ということもあり、非常に混雑していた。「迷子にならないようにね」「はい」 子どもみたいな注意だったが、人の波が尋常ではない。幸い、孝之のスタイルが日本人離れし...
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