褐色攻め

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オメガに説く幸福論(21)

<<はじめから読む!<(20) 番となったリッカとエドアールを邪魔するものは、もはやなかった。念のために次の発情期を待ち、他のアルファにリッカのフェロモンが感じられないことを確認したうえで、オメガの国への移住をした。 とっくに春が過ぎ、季節...
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保護中: オメガに説く幸福論(20)

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オメガに説く幸福論(19)

<<はじめから読む!<(18)「兄上、ご相談がございます」 兄はリッカが使っている離宮に泊まっていた。リッカの傷はもういいが、薬が馴染み、完全回復するまでに十日ほどかかっていたため、足腰の衰えは否めない。走れるようになるまでは、と兄はエルフ...
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オメガに説く幸福論(18)

<<はじめから読む!<(17) 目を覚ました。 ……なぜ? もう二度と目を開け、現世の景色を見ることはないと覚悟して、意識を飛ばしたはずだった。 なのに、目が開いた。リッカの視界にまず映ったのは、ここにはいるはずのないひとだった。「リッカ!...
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オメガに説く幸福論(17)

<<はじめから読む!<(16) 後宮入りに応じる代わりに、リッカはいくつか要求を突きつけていた。 エルフ国内にいる他のオメガたちの自由を保障すること。オメガの国への進軍を絶対にしないこと。アンジュの怪我の慰謝料を支払い、彼を国元へ帰すこと…...
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オメガに説く幸福論(16)

<<はじめから読む!<(15) 自室に閉じこもったリッカを、エドアールはすぐに追いかけてきた。 鍵をかけていても、騎士団長の馬鹿力をもってすれば、強引に入室することもできる。実際、彼はガチャガチャと扉を開けようと頑張っていたが、「来ないで!...
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オメガに説く幸福論(15)

<<はじめから読む!<(14) アンジュの宿下がりが終わってから、エドアールに彼の置かれている状況を説明すると、「どうして兄上は」と、呆然としていた。 王の血に人一倍こだわっているのは兄王であり、そこに追従するのがベルジャン。クロードは我関...
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オメガに説く幸福論(14)

<<はじめから読む!<(13) 冬の寒さが厳しくなってきた。故郷では珍しかった雪も、こう毎日降ると、ありがたみが薄れてくる。「さあ、お茶が入ったよ」 久しぶりに、離宮には活気が満ちていた。アンジュが王城から離宮に宿下がりするに当たって、リッ...
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保護中: オメガに説く幸福論(13)

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オメガに説く幸福論(12)

<<はじめから読む!<(11) リッカは、父のことを知らない。兄弟の元には、折りに触れ、贈り物や手紙が来ていたが、自分宛のものはなかった。 その理由を、母は教えてくれなかったが、幼いながらにリッカは、悟っていた。 きっと僕のお父様は、お母様...
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