シャレード新人小説賞 返ってきました

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小説公募

8月末に投稿したシャレード新人小説賞、結果が返ってきました。

まぁ当然不採用なわけですが、出せば必ず評価シートがもらえる希少な賞です。
(しかも太っ腹なことに、返信用封筒を同封しなくていいんですよ)

評価シートは項目ごとにチェックが入り、よかったところは「〇」、要改善のところは「×」が入ります。
数年ぶりに投稿して、改めてこの評価シートありがたいな、と思いました。
だって、BL小説を書くときのチェックリストとしても活用できるわけですから。
もちろん、この項目をすべて「〇」がつくようにするのは至難の業だろうし、そうやって書かれた作品が面白いかどうかは別でしょうけれど。

今回の話については、「掴みはオッケーだけど、後半の受けの過去との乖離が激しい」という指摘を受けました。
冒頭、「ご主人様!」って明らかにラブコメでスタートしたはずなのに、全然ラブコメしてないもんね、過去話。
私は可哀想な受けが好きだけど、この出だしでは読者は絶対にラブコメを期待するわけで。
そういう期待を、悪い意味で裏切ってしまったのだな、ということを編集者の目から指摘されて初めて気づきました。(遅い)
次に書く話は、一貫したテイストを心がけたいと思います。

「改善すべき」の「×」がついた部分も、「読者の期待に副う」というプロ作家に必要な思考・技術がまだ身に着いていないことを示しています。
書きたいものを書きたいように書くだけなら、今と同じようにネットで細々と発表したり、同人誌を発行したりするだけでいい。

出版社が新人作家を発掘するのに手間をかけているのは、会社の利益のためでもあるわけで。
読者の共感を得た作品が売り上げにつながり、利益になるのは当たり前です。
自分の書きたいものを面白いと思ってもらうためには、この「共感性」が大事なのです。
そして私は、まだまだ読者の共感を得るような文章は書けていない。

小説書くのって、難しいな。
今はまだまだ、自分の書いている小説を面白がっているのは自分だけなんですよね。
エブリスタでも全然読まれていないし、サイト訪問者も微々たる数です。
(だからこそ、読んでくださった方には感謝しております)
自分の書いたものの面白さを共有してくれる人が増やせるように、努力を続けていきたいです。

2021年はシャレードさんには最低でも2本、新作を書いて応募したいです。
今年はもう、余力がありません……。
ネタ出しだけはしておこうと思います。

応募した「愛は痛みを伴いますか?」については、このブログに連載を始めています。
いずれ、ラブコメ一直線で大幅改稿してkindleで配信をしたいな、と思っています。
(いつになることやら)

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