念願のゲ謎シネコンに行ってまいりました!
8月にやったときは、マジでチケット取れなくて恨み節をたくさん呟いていたし、半泣きになりながら一般発売で戦ったのを覚えております……。
グッズ
シネコン数日前、bluesky(最近はtwitterではなく、ブルスカにいます。twitterは作品の宣伝がメイン)のTL上で、
「現地物販にバッグチャームがない」
というのを見て、
「ははは……事前通販のときにはあったじゃないか馬鹿な……ない!」
と、悲しい気持ちになりました。
トートバッグと一緒に使いたかったんだけどな~。カードは使えるかどうか調べるの忘れたので、4000円だけ下ろして物販へ。
開場前物販の整理券が取れたので、10時前には渋谷にいました。
時間潰しにドン・キホーテに行ってみるなどしました。
トートバッグが3000円と、ちょうどクリアカード(ランダム)が一枚500円なので、二枚買ってぴったり4000円です。
ゲ謎バッグはこれまでに、
・スーパーログさん描きおろしのトート(黒、厚手)
・太秦映画村コラボトート(白、厚手)
・秋のコラボカフェトート(生成り?、薄手)
と三つ持っていてそれぞれ使っているんですが、そのどれよりもダントツでかい。
あと生地もナイロン? シャカシャカする素材です。
ファスナー付きということしか見ていなかったので驚きました。
スポーツジムに通っている方は、ウェアとタオルとシューズが入れられそうなので、便利かも。
一泊二日の荷物は余裕で入りそうです。
私は図書館で作業するときに持っていこうと思います。
パソコン持っていくと、「あ、借りた本を入れる袋忘れた……」で何も借りられないことが多々あるので。
あとは西武園ゆうえんちの後はスパに行きたいから、着替えとか一緒に入れてもっていこうかな、と。
クリアカードは3種なんですけど、2枚とも水木でした。
水木推しだからいいけど。
トークショー
マチネなので、ゲストは水木役の木内さんと作曲の川合先生。
メモとかしない性質なので、詳しいレポはSNS検索してください(他のオタクに丸投げ)。
木内さんブログで、水ぬい持ってたのがこの公演だけだったと判明。
関さんいないからかな……。
木内さんが「ゲゲ郎さん」って呼んでたり、「今日はゲゲ郎さんを意識した衣装を用意してもらいました」と楽しそうで、なんなんだろう、この可愛いおじさんは……となりました。
私は元テニモンですが、アニメ方面のイベントはあんまり行ったことないんですよね。
テニプリの現場でもこんな可愛いおじさんだったのか?
原作忍足くん、アンニュイなとこあるからな……ところで大阪公演、アナウンス撮りおろしで関西弁で水木が喋ってたらどうしよう、と想像しております。
川合先生が工房にひとつひとつ電話で依頼をしたそうなカリンバの紹介が楽器ではメインでしたかね。
カリンバソロの墓場の曲、じわーっときましたね。
オリジナルカリンバ、7万円か……ちょっと手が出ないや。演奏してみたかったな。
本編入る前のアナウンスが、
「だから俺は力が欲しい~」
だったのですが、胸に迫ってくるものがあり、それだけでうるっときました。
あ、ベース担当していたのが川合先生の甥御さんだそうです(笑)。
パンフ確認したら「カワイ」さんでしたわ。
ヴァイオリンについて
本編と合わせて感想を述べると長くなるので、いくつかかいつまんで感じたこと。
私のオーケストラの知識って、「冨士見二丁目交響楽団」シリーズ(秋月こお/角川ルビー文庫)しかないんですけれど、作中で主人公の守村くんが、
「ヴァイオリンは人の声に一番近い楽器だ」
みたいなことを言い、さらに「僕は守村悠季です」と実践するシーンがあるんですよね。
確か中学か高校の非常勤講師としてオケ部の顧問になったときの話。
音楽に造詣が深くない(ピアノ十年やってても、練習嫌いで別にクラシックに興味があるわけじゃないので、こうなる)ので、ピンと来ずに二十年以上を過ごしてきたのですが、シネコンでようやく納得しました。
コーラスとヴァイオリンの主旋律が同じ音階を奏でていて、相乗効果で心に迫ってきました。
これまで泣かなかったシーンでうるっときちゃった……開始前アナウンスの「だから俺は力がほしい~そのためならなんだってやる」のところとか、その後の父の「妻は人間を愛しておったよ」の話とか、ヴァイオリンの音色が聞こえた瞬間に涙が出ました。
本編外、休憩後すぐにオーケストラのみの演奏があり、劇中曲をメドレーでいくつか弾いてくださったのですが、もうなんか、ヴァイオリンの走る音だけで涙腺が刺激される。
あ~~~~チケット高かったけど、本当に見れてよかった! と思った瞬間です。
聴いたことのない音がする
ゲ謎は映画館で十回以上見ていて、公式のイベントに参加する前は必ずAmazonで購入したビデオを見てから行くのでもっとたくさん見ています。
もちろん、曲も聴いているんですよ。聞こえているんですよ。
(私は入村時の音楽が大好きです)
けれど、生演奏だとこれまでスルーしていたいろんな音がするんですよね。
レコーディングだと音量やら様々なものが機械で調整されていると思うのですが、生なので記憶にあるものとは少し違う音がするというか。
特に顕著に感じたのは、水木が克典社長に連れられて龍賀屋敷の大広間に入ったときの曲。
打楽器? 木琴? 鉄琴? わからないけど、なんだか不安になるような音がして、「この一族、やべぇぞ」感が増していました。
狂骨
でかい狂骨が出てくるシーンが三つありますが、そのいずれでも、川合先生がでかめの弦楽器(ソワレのレポで3万円のチェロだと知る)(2階サイドの後方席だと何も見えねぇんだ、あそこ)を使用して、狂骨の呻き声を演出しています。
こう、しずかちゃんのヴァイオリンを彷彿とさせるような……(笑)。
不協和音が曲中に不自然に挟まってきて、それが私には、狂骨の軋みであったり怨嗟の声であったり、はたまた苦しみ悲しみのようにも感じられて、胸に迫るものがありました。
皆さんは、この狂骨の声、どう感じましたか?
ところで不協和音といえば、私劇場で見てるとき、EDのカランコロンのうた冒頭の「タララ~タララ~タララララ~」の最初、いっつも不協和音だな~、と思って聞いていたのですが、シネコンでは普通だった……? 何が正しいんだ……? サントラ持ってないんだよね、まだ。
もう何回も見ているのに、真生版・4DX、そしてシネマコンサートと新たな発見を与えてくれるコンテンツ、「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」。
本当に、好きになれてよかったと思うコンテンツです。
やっぱりサウンドトラックを配信で購入しようと思いました。
ほら、水木のコラボイヤホンも届きましたし……。
届いたけど充電されないな!?
(対応してもらっているので、そのうちちゃんと届きます)
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