レビュー 夏の読了本 お久しぶりの読了本リストです。 真夏の公募マラソン(短編中編合わせて5本〆切抱えていた)や、単純に暑くて図書館に行かなかったりで、なかなか本を読まなかったので、夏でまとめました。 あと、一目惚れしたローファーを買うためにお金を貯めていたので... 2023.09.30 レビュー商業小説・漫画
ごえんのお返しでございます ごえんのお返しでございます【24】 <<<はじめから読む! <<2話のはじめから <【23】 美空の真意はいったいなんだったのか。答えはすぐにわかった。 一命をとりとめたものの、美希は目を覚まさなかった。事故のときに頭を強く打ったそうだ。 脳死、という判定が下された。学... 2023.09.29 ごえんのお返しでございますライト文芸長編小説
ごえんのお返しでございます ごえんのお返しでございます【23】 <<<はじめから読む! <<2話のはじめから <【22】 購入した赤い糸を少し拝借して、糸子から受け取った五円玉の穴に通した。なんとなく、御利益がありそうだと思ったからだ。 それを美空に手渡すと、嬉しそうに微笑んで、「ありがとう」と言っ... 2023.09.28 ごえんのお返しでございますライト文芸長編小説
ごえんのお返しでございます ごえんのお返しでございます【22】 <<<はじめから読む! <<2話のはじめから <【21】 梅雨明けはまだ遠く、今日もどんよりと曇っている。だが、僕の心はすっきりと晴れて青空だ。 こんな気持ちで糸屋に行くのは初めてだった。だいたいいつも、カリカリと警戒していることが多い... 2023.09.26 ごえんのお返しでございますライト文芸長編小説
ごえんのお返しでございます ごえんのお返しでございます【21】 <<<はじめから読む! <<2話のはじめから <【20】 その日は、美空の体調が悪くて会えなかった。母親が来ていて、「ごめんね」と言ったが、謝ってもらうような話でもない。お大事に、で帰って、それから三日後、再び僕は彼女のもとを訪れた。 ... 2023.09.25 ごえんのお返しでございますライト文芸長編小説
ごえんのお返しでございます ごえんのお返しでございます【20】 <<<はじめから読む! <<2話のはじめから読む <【19】 病院へ行こうとした僕のもとに、着信があった。相手を見て、バスに乗る前でよかったと思う。 電話に出なかったら、機嫌を損なうことになる。そうなれば、今度電話をくれるのは、いつにな... 2023.09.24 ごえんのお返しでございますライト文芸長編小説
ごえんのお返しでございます ごえんのお返しでございます【19】 <<<はじめから読む! <<2話のはじめから読む! <【18】 「ねぇ、ちょっと」 名前すら呼ばないあたり、不機嫌さが丸出しだ。自分の機嫌は自分で取れって、昨今よく言われているが、実践する気は皆無だ。 気分が悪いのは全部、誰かのせい、僕... 2023.09.16 ごえんのお返しでございますライト文芸長編小説
ごえんのお返しでございます ごえんのお返しでございます【18】 <<<はじめから読む! <<2話のはじめから <【17】 とうとう、見つかってしまった。 「あれ、紡くん?」 総合玄関から入って西棟へ向かう途中、冴木医師に声をかけられた瞬間、足が竦んだ。 「今日はどうしたの?」 医者だから、なのか、... 2023.09.14 ごえんのお返しでございますライト文芸長編小説
ごえんのお返しでございます ごえんのお返しでございます【17】 <<<はじめから読む! <<2話のはじめから読む! <【16】 美希たちは、相変わらず教室の中心になっていた。 今は、終業式前日の球技大会の話で盛り上がっている。誰がどれに出れば活躍できそうか、あいつは運動音痴だから足手まといだとか、当... 2023.09.13 ごえんのお返しでございますライト文芸長編小説
ごえんのお返しでございます ごえんのお返しでございます【16】 <<<はじめから読む! <<2話のはじめから読む! <【15】 バスに揺られ、病院に着く。今日はもちろん、診察日ではない。 病院という場所は、基本的には人を拒絶する場所だと思う。病人を受け入れるが、あたたかさはない。白くて、冷たい。健常... 2023.09.12 ごえんのお返しでございますライト文芸長編小説