長編小説

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臆病な牙(3)

<<はじめから読む!<2話 店を出て、二次会に行こうと盛り上がる皆の輪から、冬夜はこっそりと外れて帰路についた。 電車に乗っている途中で、分厚い雲から雨が降ってきたので、扉に寄りかかりながら、冬夜は舌打ちをした。近くにいた女性客が、青い顔を...
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臆病な牙(2)

<1話 冬夜がコンビニに通い、「かざまき」という名の店員と少しでも距離を縮めたいと思ったのは、この夏のことだった。 その日、サークルの活動の打ち上げコンパに参加していた冬夜は、居心地の悪さを味わっていた。 普段の飲み会であれば、冬夜は隅に寄...
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臆病な牙(1)

「あー……腹、減ったな」 時計の針がてっぺんを指したのを確認してから、冬夜とうやはわざわざ口に出し、外に出る準備を始めた。一人暮らしの大学生で、別に誰かが遊びに来ているわけではない。 長期休暇で帰省した期間を除き、週に一度、毎週金曜日、冬夜...
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成長期ヒーロー(27)【終】

<<はじめから読む!<26話 今年の桜は少し遅かった。高校の入学式の日にも、まだ花が残っていた。式を終えた光希はそのまま、恭弥の部屋へとやってきた。制服姿を早く見せたかったのだ、と笑う光希は、初めてこの部屋で抱き合ったのがわずか十日ほど前だ...
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保護中: 成長期ヒーロー(26)

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保護中: 成長期ヒーロー(25)

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保護中: 成長期ヒーロー(24)

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成長期ヒーロー(23)

<<はじめから読む!<22話 光希がお泊まりの意味をきちんと理解してからやってきたとわかったのは、夕飯も風呂も済ませて、さぁ寝るか、という段階になってだった。 そわそわと落ち着きがない様子で部屋を歩き回っていた光希に声をかけると、大げさなく...
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成長期ヒーロー(22)

<<はじめから読む!<21話 結果的には、光希は海棠高校に合格できなかった。電話で話した限りだが、光希は残念がるよりも恭弥や千尋に対して申し訳ないという気持ちが勝っているようだった。『あんなに五十嵐さんや御幸さんにお世話になって、やっくんた...
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成長期ヒーロー(21)

<<はじめから読む!<20話 寒い朝だった。雪が降るのではないかという心配は杞憂に終わった。眠い、とぼやく譲の尻を叩いて、海棠高校へと向かった。 都内でも有数の有名私立高校とあって、校門前にはたくさんの受験指導塾ののぼりが立っていて、並々な...
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