BL 重低音で恋にオトして(12) <<はじめから読む! <11話 そんなに心配なら、現場に立ち会えばいい。 和音の誘いに乗って、初めて収録部屋に入った敬士は、カメラに映らない物陰で、居心地悪くぽつんと立っていた。 不安に視線をさまよわ... 2022.07.02 BL重低音で恋にオトして長編小説
BL 重低音で恋にオトして(11) <<はじめから読む! <10話 結局、数回しか訪れることのなかった響一のマンションだったが、敬士は、道を覚えるのは得意だった。 大学近くに居を構えている彼の家までは離れている。電車に乗っている間も、そわそわし... 2022.07.01 BL重低音で恋にオトして長編小説
BL 保護中: 重低音で恋にオトして(10) このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。 パスワード: 2022.06.30 BL重低音で恋にオトして長編小説
BL 保護中: 重低音で恋にオトして(9) このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。 パスワード: 2022.06.29 BL重低音で恋にオトして長編小説
BL 重低音で恋にオトして(8) <<はじめから読む! <7話 改めて、素面の状態で連れてこられた響一が暮らす部屋は、大学生の独り暮らしにはあはり、分不相応だ。3LDK、明らかにファミリー向けの物件で、しかも南向きの角部屋。 不躾にならない程... 2022.06.28 BL重低音で恋にオトして長編小説
BL 重低音で恋にオトして(7) <<はじめから読む! <6話 あの日、響一自身の言葉が心に残っていると語ってから、彼はずいぶんと気を許してくれた。ようやく友人になれたのか、響一の口から敬語が消えた。 嬉しい変化であったが、もともとのお喋りの... 2022.06.27 BL重低音で恋にオトして長編小説
BL 重低音で恋にオトして(6) <<はじめから読む! <5話 「あれ~? 松川まつかわじゃん。それに鈴木も。お前ら知り合いだったのかよ」 耳障りな甲高い声で、しかも早口。顔を見なくてもわかる。石橋である。 少数精鋭を謳う医学部は、学生... 2022.06.26 BL重低音で恋にオトして長編小説
BL 重低音で恋にオトして(5) <<はじめから読む! <4話 「響一、こっちこっち!」 SNSでの癖で、「キョウ」と呼びかけそうになって、一度飲み込んだ。所在なさげにしている響一に、手をひらひらと振る。 「敬士くん。お待たせしました」 ... 2022.06.26 BL重低音で恋にオトして長編小説
BL 重低音で恋にオトして(4) <<はじめから読む! <3話 自室のベッドの上、スマホを前にしてちょこんと正座した敬士は、緊張していた。 おかげで、待ちわびていたコール音とともにスマホに手を伸ばしたのはいいが、手が滑って落としてしまった。 ... 2022.06.25 BL重低音で恋にオトして長編小説
BL 重低音で恋にオトして(3) <<はじめから読む! <2話 土下座をなんとかやめさせた敬士は、キョウ……本名・鈴木すずき響一きょういちと、リビングダイニングのテーブルを挟んで向かい合った。 響一は、茶を出してくれた。湯呑みを持つ手が、カタ... 2022.06.24 BL重低音で恋にオトして長編小説