長編小説

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ライト文芸

歌ってマスール(2)

<<はじめから読む!「いらっしゃいませー」 自動ドアが開くタイミングは、メロディが教えてくれる。それに合わせて挨拶をする。ちら、と窺って、それが同じ学校の生徒ではないことを確認した。 アルバイトは原則禁止だ。原則ということは例外もあるわけで...
ライト文芸

歌ってマスール(1)

八月半ばの体育館は、いくら北海道とはいえ、暑苦しい。 休暇中はTシャツにショートパンツ、風通しのいい格好だったから、余計に。下着だって、パット付きのタンクトップ一枚で過ごしていたから、ワイヤーの入ったブラジャーが窮屈で仕方がない。 乳房の下...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(20)

<<はじめから読む!<(19)「おおい、ホムラよ。これ、買っていかないか?」 市場を歩いていると、ホムラはよく声をかけられる。「ええ? ぼったくりじゃないよねえ?」 精霊だったときと違って、ざっくばらん、素のホムラの態度を、ナパールの民は面...
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保護中: 青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(19)

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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(18)

<<はじめから読む!<(17) 結局、レイニとホムラがゆっくりと話をすることができるようになったのは、戦闘終了から一ヶ月後のことだった。 レイニの父が他の族長たちとともに、帝国との講和を有利に結び、ティリアの族長は処刑され、新たな長が立った...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(17)

<<はじめから読む!<(16)「ホムラ様っ!」 今度こそ完全に目を覚ますと、眼前にレイニの顔が迫っていて、思わず「うわぁ」と声を出した。死にかけていたというのに間抜けなことだ。ホムラはおずおずと起き上がる。「ホムラ様、そのお姿は……」 呆然...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(16)

<<はじめから読む!<(15) 誰かが咳き込む音に、ホムラは目を開けた。 いつの間に夜になっていたのか、辺りは暗い。火の精霊のくせに、術を使って明るくすることすら思い浮かばず、ここはいったいどこだろう、と呆けていた。 レイニを助けるために突...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(15)

<<はじめから読む!<(14)「な、何奴!? てきしゅ、敵襲――ッ!?」 騒がしい人間は、炎で焼いた。あっという間に阿鼻叫喚の地獄になる。 精霊の火は、人間には消せない。水場に向かって転がり落ちるように水を浴びたって、火は皮膚を焼き続ける。...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(14)

<<はじめから読む!<(13)「これは……」 レイニの声を頼りに、人間界へと渡ってきた。 おそらく、ここからそう離れていないところに彼はいるはずで、そうなると当然、ナパールの領地のどこかという話になる。 木々には矢が打ち込まれ、幹は煤け、枝...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(13)

<<はじめから読む!<(12) 精霊界は常春だが、人間界はそろそろ秋になっただろうか。 確信をもって秋だと言えないのは、ホムラが水鏡を覗くことをやめているせいだった。 漫然と眺めているだけでは、任意の光景を見せるだけの鏡は、見る者が強く望め...
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