人外受け

スポンサーリンク
BL

青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(10)

<<はじめから読む!<(9) ピアナがナパールの村に滞在するようになって、しばらく経つ。 レイニはホムラが彼女と出くわさないように細心の注意を払っているが、それでも時折、顔を合わせることはある。 レイニは何度も拒否しているはずだが、ピアナは...
BL

青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(9)

<<はじめから読む!<(8)「せいれいさま、あそぼー!」「今日もお前たちは、朝早くから……」 ホムラは寝ぼけ眼だが、子どもたちは元気いっぱいだった。また母たちに怒られるぞ、と言ったところ、えっへんと胸を張る。「だいじょうぶ! せいれいさまの...
BL

青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(8)

<<はじめから読む!<(7)『で? あんた結局、帰ってくるのやめたの?』 ルルは呆れ果てている。滝越しでよかった。直視しなくて済む。 彼女には、人間に利用された恨み辛みをぐちぐち言っていた。 人間に肩入れするからよ、と厳しいことも言うが、基...
BL

青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(7)

<<はじめから読む!<(6) レイニの真摯な態度に癒やされつつも、ホムラの心は戻ってこなかった。人間を愛していたからこそ、その反動も激しかった。 用もないのに村に降りることはやめた。彼らの願いに頷き、聞いてやることをやめた。もともと、顕現し...
BL

青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(6)

<<はじめから読む!<(5) しばらくの間、ホムラを抱擁していたレイニだったが、やがてゆるゆると身体を離した。「さあ、汚れを落とさなければ」 努めて明るく言い放つレイニに引かれ、ホムラは庵の中へと向かう。そのまま浴室に連れ込まれた。何か予期...
BL

青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(5)

<<はじめから読む!<(4)『精霊様の庵のすぐ近くの崖下。そこにしか咲かない、美しい花があるのです』 若い狩人は、地面に枝で図を描いて、それがどのような植物なのかを熱心に説明した。聖なる小百合と称されていて、採るのは困難だが、手に入れた者に...
BL

青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(4)

<<はじめから読む!<(3) 水の精霊なりすまし作戦は、どうにか上手くいっている。 夏にかけ、雨が多くても少なくても、畑の作物は育たない。ホムラはレイニとともに、実際に農業に携わる人間――主に女たちとよく相談をして、雨を降らせる日や降雨量を...
BL

青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(3)

<<はじめから読む!<(2)「だからお願いって。ちょちょいといい感じに雨を降らせてくれたらいいんだからさ」 ホムラの居場所として用意されたのは、神聖な滝壺近くの庵であった。最初にレイニに案内されたとき、なるほど、精霊界との間の障壁が周りより...
BL

青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(2)

<<はじめから読む!「精霊様! 精霊様がいらっしゃった!」 目を開けたホムラを迎えた第一声は、興奮した男のものだった。 彼が自分を喚んだ御巫みこか。 わくわくと見れば、髭がもうもうと生えた大男だったので、驚いて後ずさった。 精霊が美しいもの...
青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ

青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(1)

指先が触れた瞬間、世界は歪んだ。 ホムラは濡れた爪をさっと引っ込めて、波紋が広がりきり、揺らぎが止まるのを待った。  落ち着いてくると、先ほどまで見えていた農夫が再び姿を現す。雑草を取り去り、作物を丹念に世話をする姿は眩しく、ホムラはじっと...
スポンサーリンク