平凡受け

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オメガに説く幸福論(2)

<<はじめから読む!<(1) エルフの国へ行くのは、リッカの他に七人の年若い、番のいないオメガたちと決まった。 十四から十六の、妊娠・出産に適した年齢の少年たちには、リッカが直接告げに行った。 家族で暮らしている者もいれば、国の援助を受けて...
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オメガに説く幸福論(1)

<<はじめから読む! 古来から、他国の貴賓が訪れたときには、舞踏会を開くのがマナーらしい。 エルフの国より書状が届いたときから、オメガの国の王、リッカの母親でもあるミオは、城を挙げて準備を進めさせた。 何せ相手は、あのエルフだ。 この世に生...
オメガに説く幸福論

オメガに説く幸福論 プロローグ

燭台の心許ない灯りが照らす部屋は、薄暗い。 まるで自分の行く末を案じしているみたいじゃないか。リッカはそう思う。 ベッドの横につけた椅子に座り、母と目線を合わせる。彼の顔はげっそりと頬が痩け、青白かった。ウェーブを描き背を落ちる赤い毛は潤い...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(20)

<<はじめから読む!<(19)「おおい、ホムラよ。これ、買っていかないか?」 市場を歩いていると、ホムラはよく声をかけられる。「ええ? ぼったくりじゃないよねえ?」 精霊だったときと違って、ざっくばらん、素のホムラの態度を、ナパールの民は面...
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保護中: 青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(19)

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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(18)

<<はじめから読む!<(17) 結局、レイニとホムラがゆっくりと話をすることができるようになったのは、戦闘終了から一ヶ月後のことだった。 レイニの父が他の族長たちとともに、帝国との講和を有利に結び、ティリアの族長は処刑され、新たな長が立った...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(17)

<<はじめから読む!<(16)「ホムラ様っ!」 今度こそ完全に目を覚ますと、眼前にレイニの顔が迫っていて、思わず「うわぁ」と声を出した。死にかけていたというのに間抜けなことだ。ホムラはおずおずと起き上がる。「ホムラ様、そのお姿は……」 呆然...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(16)

<<はじめから読む!<(15) 誰かが咳き込む音に、ホムラは目を開けた。 いつの間に夜になっていたのか、辺りは暗い。火の精霊のくせに、術を使って明るくすることすら思い浮かばず、ここはいったいどこだろう、と呆けていた。 レイニを助けるために突...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(15)

<<はじめから読む!<(14)「な、何奴!? てきしゅ、敵襲――ッ!?」 騒がしい人間は、炎で焼いた。あっという間に阿鼻叫喚の地獄になる。 精霊の火は、人間には消せない。水場に向かって転がり落ちるように水を浴びたって、火は皮膚を焼き続ける。...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(14)

<<はじめから読む!<(13)「これは……」 レイニの声を頼りに、人間界へと渡ってきた。 おそらく、ここからそう離れていないところに彼はいるはずで、そうなると当然、ナパールの領地のどこかという話になる。 木々には矢が打ち込まれ、幹は煤け、枝...
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