皆さんはスケジュールやタスクの管理は、デジタルとアナログ、どちらで行っていますか?
私はスマホの扱いがイマイチ。
「グーグルカレンダー・・・・・・?」
という人間なので、断然アナログ派です。
この時期は、文房具店やLOFT、ハンズなどで大々的に手帳や関連商品が並び始め、毎年、「どれにしようかな」と悩む時期です。
実際に使い始めるときよりも、新しい手帳を選ぶときの方がワクワクするのは、私だけではないでしょう。
実際、SNSでは「手帳会議」というハッシュタグの投稿件数が増え、思い思いの方法で来年をともに過ごす手帳を選抜する人たちが大勢います。
そう、手帳はただの紙の束ではなく、「相棒」なのです。
私も手帳や文房具を眺めるのが好きな人間です。
そして、知らない誰かの手帳会議や手帳の中身を見るのが大好きです。
ということで、今日は私の手帳会議、実際に買った手帳について記事にしたいと思います。
※ちなみに自由に語った音声もあります。
手帳遍歴
まずは、私と手帳の関係から。
初めて手帳を買ったのは、中学三年生の修学旅行で、ディズニーランドに行ったときでした。
記念に、普段使うためのものが欲しかったので、プーさんのシステム手帳を選びました。
バキバキのプラスチック製で、その上に布のカバーをかけてある手帳。今もなんとなく覚えています。
初めてのものって特別ですね。
システム手帳なら、中身を市販のリフィルに変えれば、長い間使えると思っていました。
(実際使ったかどうかは、神のみぞ知るのだった・・・・・・)
時は飛んで大学生。
マクドナルドでアルバイトをしていたので、シフトを書くための手帳を持っていました。
特に「コレ」というのがあったわけではなく、「柄が気に入ったもの」という選び方。
中身が日曜始まりだろうが月曜始まりだろうがよかったし、ウィークリーページはあってもなくてもいい。
どうせマンスリーしか使わないし。
なんなら生協で買ったポケットに入るサイズの東大手帳を使っていた時期すらあります。
黒で校章(銀杏)が刻まれているものだったので、かわいげはゼロでしたね。
この時期の私の手帳に対する認識は、「予定を書くもの」でした。
中学高校時代の予定なんて、何もないです。
ピアノに行く曜日も決まっていたし、塾や予備校にも行ってなかったですから、毎日家と学校の往復。
放課後に友達と遊びに行くこともないので、マンスリーは真っ白が普通でした。
唯一テスト期間だけはしっかり記入していたわけですが、実際に勉強のスケジュールを立てるのは、手帳じゃなくて、当時やっていた進研ゼミの「定期テスト対策ブック」についていた、一枚ぺらっとしたカレンダー。
宝の持ち腐れ状態(笑)。
大学時代は、バイトのシフトや就活の予定、サークルの〆切など、書くことは増えました。
しかし、やっぱりマンスリー以外は使わない。
ウィークリーって書くこと何かある?
月間カレンダーさえあれば、予定全部見られるじゃん・・・・・・
というのが、私の手帳遍歴前半でした。
ほぼ日手帳を知る
手帳=今後の予定を書くもの、という認識が打ち破られたのは、ほぼ日手帳の存在を認識したときでした。
きっかけがなんだったのか、もう忘れてしまったのですが、2015年の手帳を探しているときだったかな?
(2014年は2013年、獣電戦隊キョウリュウジャーにドハマりしていたせいで、りんごの絵柄の手帳を探していたので、ほぼ日手帳とは出会っていないはず)
(なぜりんごなのかは、音声配信聞いてくれ)
1日1ページ? どういうこと?
そんなに何を書くことがあるの?
そこで手に取ったのが、「ほぼ日手帳ガイドブック」でした。
これは発売予定のカバーが全種類見られたり、ユーザーのインタビューや実際の使い方が載っていたりする読み物です。
ほぼ日手帳に触れて、私は手帳とはスケジュールを立てるときに使うだけではなく、様々な記録をして楽しめるツールであるということを知りました。
基本的にオリジナル(文庫サイズ)を使っていましたが、週間レフトタイプのWeeksを併用したり(かえるのピクルス2回くらい買ったな)、プロット書くのにday-free(日付のない方眼ノートになっているタイプ)のカズンサイズを使ったりしていました。
入手したときはテンション上がって、「早く使いたい~!」ってなるし、何なら小説のネタを書くのに、十月くらいから持ち歩いたりしていました。
使っていて楽しい手帳ではあるのですが、問題点が二つ。
ひとつはとにかく、いいお値段であること。
ポリエステルのカラーズであればさほどの負担ではありませんが、革のカバーともなると、諭吉が何人もお財布からいなくなります。
(この表現もあと二年くらいでできなくなるのか・・・・・・と、ふと思った)
パートタイムで働く主婦は、泣く泣く諦めたカバーがあります。
ミナペルホネンのカバー、毎年可愛いよねえ・・・・・・お金ないから買ったことないけど。
もうひとつは、一年通して使えないということです。
最初はやる気ああって、ペンを買いそろえたり、イラストを書いたりマステやシール買ってきて貼ったり・・・・・・と楽しいんですが、それも1ヶ月くらいしかもちません。
作文は好きですが、そもそも図工・美術が不得意だった私には、Instagramで散見される、ステキなデコ手帳やコラージュは無理だったんだ・・・・・・と、挫折するに至るのでした。
ジブン手帳を使ってみる
2022年の目標は、「マルチタスクができるようになる」でした。
(おいまだ終わってねぇ)
小説新人賞(特にBL)は減少傾向にあり、一度の応募を逃すと、もう二度とチャレンジできなくなる可能性があります。
また、公募以外にもチャンスを増やすために、「小説家になろう」などの投稿サイトに新作を書いた方がいいのでは? と、日々考えています。
しかし私は、長編を二本並行して書くことができません。
プロを目指しているわけですが、プロの先生方って、
- ・小説本編(文庫と考えて最低10万字)
- ・特典用のss
- ・販促のために自主的に書いてネットに上げるss
- ・ファンレターのお返し用のss
- ・番外編同人誌
これらの執筆にくわえ、専業の人はほとんどいないはずなので、本業もこなしているわけです。
どれだけ時間の使い方がうまいんだ・・・・・・!?
私も今のうちに、二本の長編を同時に書き進められる人間になりたいな~、ということを考えた結果、手帳をほぼ日からジブン手帳にしました。
ジブン手帳もいくつか種類があるのですが、私が選んだのは、「ジブン手帳Lite mini」でした。
選んだ理由は、
- ・マンスリーの下のガントチャートで原稿予定を立てたい
- ・現在の時間の使い方を見直すために週間バーチカルで記録したい
の二点でした。
そしてInstagramで「#ジブン手帳」を見あさる日々・・・・・・。
週間バーチカルでも、みんなデコってるんだなあ。
よし、私も絵は無理だけど、睡眠時間や執筆時間をマーカーで色分けするぞ!
と、やってみたんですけど、結局続きませんでした。
6月くらいまではちょこちょこ書いているんですけどね。
その後は全然です。
マンスリーにジャニーズWEST関係のことを書いているだけです。
ガントチャートにかろうじて、やらなきゃならない原稿をあげて、
- ・プロット(青)
- ・初稿(黒)
- ・推敲(赤)
の矢印で、原稿期間の目標を書いているくらいです。
失敗した手帳で自分を理解する
ほぼ日手帳もジブン手帳も、途中で全然書かなくなってしまって、私にはステキな手帳を作る才能がない~!
と、嘆いていました。
それでも、来年も(来年こそは)ジブン手帳Lite miniに再チャレンジして、自身の生活リズムを見直したり、マルチタスクできるように頑張ろう!
と思いつつ、来年の手帳を見にLOFTへ・・・・・・。
そこで私は出会ってしまったのです。
可愛い表紙のロルバーンダイアリーに!
おいおい、ジブン手帳買いに来たんだろ? リベンジするんじゃないの?
自分にツッコミを入れるんだけど、ロルバーンの棚の前から動けない。
なんなら可愛いのがいっぱいある。
あれもこれも可愛い。
欲しい。
欲しいけど、とりあえずいったん、家に持って帰って考え直す!
どうせ次の日、パフェ食べに新宿まで出かけるんだから、そのときに買えばいい!
そして帰宅して、よくよく考えました。
結果、私の来年(というか、10月から)(何ならすでに使っている)の相棒は、ロルバーンダイアリーに決定!
理由としては、これまで失敗してきたほぼ日手帳・ジブン手帳の経験から、私の手帳の使い方には、以下の特徴があるとわかったからです。
①マンスリーとリストは使う
マンスリーはいつも使っています。
- ・小説公募の〆切
- ・生理周期
- ・(やる気のあるときは)簡易家計簿
- ・ジャニーズWEST関係(やばいとき一日に4~5本TV出てる日あった)
など、書くことはなんだかんだ多いです。
他にちゃんと使っているのは、ほぼ日手帳だと100リスト、ジブン手帳だとフリーリスト。
何に使っていたかというと、
- ・小説のネタ(一行で)
- ・読んだ本や見た映画、舞台
を書いていました。
リストが埋まっていくのを見るのが好きなので、これだけはちゃんと続いています。
②デコるセンスがない、根性がない、向いてない
Instagramで、可愛くてオシャレなデコ手帳を見ては、「すごーい」と思う私。
手帳を使い始めたときには、毎晩日記を書こうとか、色鉛筆やカラーペンを買ってイラストの練習しようだとか頑張ります。
クリーンカラーブラッシュ、数十色セットで買ったけど、ほとんど使ってないな。もったいない。
先述しましたが、私は図工や美術が苦手でした。
実技で胸を張れるのは、音楽だけです。
裁縫は苦手だけど嫌いじゃなかったんですが、図工や苦手だし嫌いだった私に、どうして切ったり貼ったり、手帳デコができるなどと思ったんでしょうか。
この手のデコとかコラージュって、日々の作品がモチベーションになると思うんですよね。
「こないだは青を基調にしてみたけれど、今度は黄色」
「桜の季節だからフレークシールも桜を用意してみようかな」
「ハロウィンデコ、やっぱり楽しい!」
みたいな。
そういう根気もないし、白紙だらけの手帳を作りがちなので、デコは他人が作ったものを楽しむだけ! を合言葉にして活動するしかない・・・・・・。
ロルバーンに決めたワケ
ロルバーンダイアリーは、
- ・年間カレンダー(2023・2024年)
- ・イヤープラン
- ・マンスリー
の他は、全部メモです。
(あと、最後にクリアポケットついています)
すごくシンプルなつくりなので、雑学ページのあるほぼ日手帳や週間バーチカルページにもその日の気分や天気のマークがあるジブン手帳とのあまりの違いにためらいます。
本当にこのシンプルさでいいの? と。
しかし、よく考えた結果、上のふたつの手帳の使い方をするのなら、むしろこの潔さがよいのでは? と思い当たりました。
いろいろ工夫されたページがあってもマンスリーとリストしか使わない
→メモページでリストを作ればいい
デコ向いてない
→デコらなくてもテンションが上がって、開きたくなる手帳を買えばいい
ロルバーンダイアリーは、大量のメモページがあり、予定を書くだけなら使い切れないほど。
そして表紙は直営店限定やLOFT限定などがあり、多種多様。
ダイアリーだけじゃなく、普通のノート(カレンダーついていない)まで範囲を広げると、もっとたくさんあります。
私の好きなウルトラマンメビウス(とウルトラマンヒカリ)も、ウルトラマンショップ限定で出てる・・・・・・!
ヒカリ、欲しい・・・・・・!
お気に入りの表紙だと、持ち歩くのも開くのもワクワクします。
だからデコらなくても平気。中身は極力シンプルな記述を心がけます。メモページなんて、これまで使い切ったことはないけれど、
「ウィッシュリストはこう書こうかな」
「読書記録、毎月ちゃんとしたい」
「面白そうな映画、結局公開日忘れて見ないで終わるんだよなあ」
「毎日は無理だけど、毎月の目標と振り返りならできそう」
「ダイエットにも生かしたい!」
と、手帳を使ってやりたいアレコレを考えてみたら、メモが大量にあるからこそ、全部書けるな、と思いました。
実際の手帳はこちら
買ったのは結局、一目惚れした奴じゃないのです。
直営店限定のティータイムシリーズ。
淡いパープルをメインに、すみれのアフタヌーンティーがとても可愛い。
直営店のいいところは、限定のものを買うことができる他に、ロルバーン用のオプションも用意されていることです。
私は本体の他、
- ・下敷き
- ・クリアカバー
- ・ブックマーク
- ・修正テープ
もあわせて購入。
特にリングにはめて、目当てのページをわかりやすくするブックマークは、元々欲しかった柄(フラワーケーキ柄)を買えたので満足です。
ついでに後日、ペンも新調しました。
フリクションの3色ボールペン、0.38です。
こんぺいとうシリーズとして淡いカラーのシリーズが、フリクション3色とジュースアップ(0.4かな)で出ているのですが、葡萄がこの手帳のために作られたんか? というくらい、しっくりきます。
・・・・・・結局新しい文房具、買ってるんやないかーい。
実際の運用は来月からですが、2023年はバレットジャーナルをやってみよう、と思っています。
デコらない、無理しない、楽しく書く、を合言葉に。
どうやって使うのか、どんなページになったのかは、またいつかお話したいと思います。
皆さんも、よい手帳ライフを!
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