「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展@東京都現代美術館

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イベントその他

巷で話題沸騰中のディオール展、ようやく行ってきました。
4月の前売りチケットの発売初日、「つ、繋がらない!」と言いながら、スマホで頑張って取りました。

10時半で予約していたのですが、行ったらもう、当日券終わってましたね。

クリスチャン・ディオールのイメージってどんなでしょう?
私は最近になってようやく、ブランドというものを「ふむふむ~素敵!」という風に、肯定的に見られるようになったところなので、ぶっちゃけよく知りません!
なんとなく、「女性的」「華やか」という印象を抱いています。
コンセプトを検索すると、「エレガント」というのがトップに来るので、あながち間違ってはいないようです。

東京都現代美術館は、ミナ・ペルホネンの展示を見に来たとき以来、二度目でした。
いやはや、遠いですね。
ギンザシックスからシャトルバスが出るって楽しみにしていたのに、行く数日前にチェックしたら、メンテナンスのため運休の文字が。
NO~~~~!!!!
仕方がないので一日乗車券を購入して、現地へ向かうことにします。

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エレガントってなんだ?

いくつかのテーマに沿って部屋が区切られているのですが、私が一番好きなのは、ディオールのドレスがデザイナーごとに飾られていた部屋です。
その他のブースは、テーマに沿ったドレス(和の要素を感じさせるものだったり、花がテーマの「ディオールの庭」など)が、誰のデザインか関係なく飾られているので、「なるほどわからん」になるのです。
一応、ドレスを説明した一文とデザイナーの名前は書いてあるのですが、「これどのドレスやねん・・・・・・」となりがち。
置いてある場所と対応しているはずなのに、なぜかわからない・・・・・・。

一方こちらのデザイナーのお部屋は、デザイナーごとに分かれています。順路通りにいくと、新しい方の人からクリスチャン・ディオールその人に向かって見ていくことになります。

ふんふんなるほどぉ~きれいだね~~~~
(マリア・グラツィア・キウリ)

って思った次の部屋がこれ。

????
でぃおーる・・・・・・????
ここだけすげーカラフルでは????
(ジャンフランコ・フェレ&ジョン・ガリアーノ)

えっ、エビなの・・・・・・カニなの・・・・・・?

エレガントのイメージとは違うものが出てきて困惑。
この一角だけ、なんか異質でした。
その次のイヴ・サンローランとマルク・ボアンの部屋はホッとしました。シンプルな感じ。

一方通行だともったいなくて、ディオール→新しい人たちへの順番でも見ました。
が、やっぱり異質なんだよな、フェレとガリアーノのところだけ・・・・・・。
異質ということは、目を惹かれるということでもあります。
虜になりかけましたね。

芸術とはわからないもんだ

最初はファッションじゃなくて芸術を志すというか、商売にしていたそうです。
ギャラリーを作ったんだとか。

バッグにしろドレスにしろシューズにしろ、できあがったものは芸術的に美しくとも、誰かが使うという点において、美術品とはちょっと違う。実用品と美術品の間にあるのが、ディオールを始め、ハイブランドの品物だと思っている。

なんだけど、「レディディオール」(鞄ね)を使った芸術家とのコラボの部屋は、「なんだこれわけわかんね~」っていう気持ちにさせられました。

もはや鞄ではない。何も入らない。
(ちなみに映り込んでいる女性は、向かい側に展示されていた写真です)

どこの縄師が縛ったんや????

誰だレディディオールにじゃがいも植えたのは!

なんかこの部屋、展示してある品と鏡の相乗効果で、酔ったような気になりました。

※※※

とどのつまり、ディオール展、訳わかんないけど楽しかった~!! というのが感想でした。

この勢いでディオールのコスメカウンターに突入して、
「ツヤ肌になるファンデ、塗ってください!」
って言おうかと思ったんだけど、銀座の店は混んでてやめちゃった。

ディオール展以外も面白いよ

ディオール展のチケットで、常設展も見ることができます。
常設展も入れ替わっているんだけれど、ミナペルホネンのときも「これ見たーーーー!!!!」っていうのが一個だけあって、感慨深くなりました。
目がチカチカするから、得意ではありませんが(笑)。

また、現在「さばかれえぬ私へ」というタイトルで、無料の展示をしています。
これがすごく、ぐっと来ました。
薄暗い部屋の中で上映されている映像作品が最初の展示なのですが、目を閉じて堤防(かな?)を歩く人。
それを先導するリポーター。
部屋には砂袋がいくつもあって、目を閉じて歩くと、疑似体験ができます。
(ただし震災、津波の話なので、ショックを受けやすい人は早めに抜けた方がいいかもしれません・・・・・・私も泣きそうになったので)

風船爆弾についての映像作品も興味深かったです。
最初と最後に繰り返される、「風船爆弾の悲劇は、空中に止めておくことができない。碑石によって地面に止められる」的な言葉が印象に残りました。
(その割に、数日経った今は忘れているのだった・・・・・・)

常設展とこちらの展覧会は、6月18日まで。

あとはパフェも食べました。
美術館のご飯って美味しいよね~~~~。
パフェもなかなかのクオリティでした。
イチゴと紅茶とグレープフルーツのパフェ。
下のファミレスだともっと大きいサイズのが食べられたんですが、並んでいたので、2階のサンドウィッチ屋さんに行きました。
ソフトクリームが美味しい。

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