孤独受け

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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(12)

<<はじめから読む!<11話「日高。ちょっと」 今日は家政婦と宅配と両方が来たので、部屋に鍵をかけて閉じこもっている時間が長かった。家政婦が仕事をしている間、ベッドの上で小さくなって、息を潜めていた。 外で、「こちらのお掃除、最近してません...
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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(11)

<<はじめから読む!<10話 人の気配がある食卓を、日高は早見に拾われてから、久しぶりに味わっている。 母が生きていた頃も、日高はひとりで食事を摂っていた。支度はかろうじてしてくれたものの、勝手に食べろと放置されていた。美味しいと告げること...
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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(10)

<<はじめから読む!<9話はっと目を覚ましたときには、すでに窓の外が暗かった。開きっぱなしになっていた本は、改めてサイドテーブル代わりにも使えるチェストの上に置かれていたし、身体には毛布がかけられていた。 しまった! 居候させてもらうのだか...
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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(9)

<<はじめから読む!<8話 コテージには、テレビすらない。せめて本棚の中に漫画でもあればと探してみたが、一冊もなかった。表紙から「お」と思ってページを開いてみたが、中身は活字だらけで、すぐに閉じてしまった。 用事があれば呼べと言っていたが、...
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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(8)

<<はじめから読む!<7話よく本棚を見れば、雑然と突っ込んであるだけかと思った本の一部は、早見岳の名を冠した著作が並んでいる。 そう簡単に、なろうと思ってなれる職業ではない。もしも自分が小説家だったら、もっと自慢する。これ見よがしに表紙を出...
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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(7)

<<はじめから読む!<6話 日高を泊まらせていたのは、なんと早見の寝室であった。 もっと早くに言ってくれ! 日高は何度も頭を下げた。まさか、家主がリビングのソファで毎日寝起きしていたなんて、思いもよらない。 これから日高が生活するにあたって...
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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(6)

<<はじめから読む!<5話傷が癒えて、だいぶ落ち着いてくると、荒唐無稽な話だが、パラレルワールドに来てしまったことを受け入れるしかないのだと諦めもついた。 食事だと呼ばれて、リビング兼ダイニングへと向かう。食事の用意は、冷凍のミールセットを...
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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(5)

<<はじめから読む!<4話 言われた言葉の意味を、半分も理解することができなかった。心臓がドクリと脈打つのを、はっきりと感じる。逃亡中とは違い、冷や汗はかいていない。むしろ、熱が身の内側から生じている気がする。 自分の体の妙な反応に、最も戸...
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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(4)

<<はじめから読む!<3話 男と女というメインの性別の他、アルファ・ベータ・オメガという三種類の第二性別が存在する。 というのが、この世の――日高の常識だ。 アルファはオメガに種を植えつけ、オメガはアルファの子を孕む。そこに男女の区別はない...
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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(3)

<<はじめから読む!<2話 熱さと渇きを覚えて、日高は目をうっすら開いた。 ここが地獄か。 どちらかといえば善人の部類であると自負していたが、無自覚に働いた悪事が、思いのほか、重かったのかもしれない。 そうぼんやり考えていると、ようやく目も...
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