年下攻め

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恋愛詐欺師は愛を知らない(8)

<<はじめから読む!<7話 年上の男が、セックスのとき以外で泣いているところなんて、初めて見た。透明な雫が頬を流れていく映像は、ぼんやりしていると脳内で何度もリピートされる。 薫は落ち着かない気持ちで、スマートフォンを弄っていた。ごろりと寝...
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恋愛詐欺師は愛を知らない(7)

<<はじめから読む!<6話「なんでこんなこと……」 遼佑の呟きは独り言めいていた。薫は、彼の拘束を解くべく、粘着テープをはがしながら、詳しいことを語った。 本物の静は、初対面の合コンのときだけだったこと。その後の電話からは、ずっと薫が相手を...
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恋愛詐欺師は愛を知らない(6)

<<はじめから読む!<5話 ホテルでの一件があった翌日、薫は湿布を貼った頬を押さえて、溜息をつき、教室のドアを開けた。「はよーす」 そう声をかけると、クラスメイトたちも「はよー」「おっす」と声をかけてくる。そして彼らは一様に、薫の顔を見てぎ...
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恋愛詐欺師は愛を知らない(5)

<<はじめから読む!<4話 二度目のデートは、薫に多大な疑問を与える結果となった。 遼佑の方から「ショッピングに行こう」と誘ってきたが、彼は何も買わなかった。じっと見つめるだけで、店員から勧められても、笑顔で首を横に振っていた。 女子のファ...
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恋愛詐欺師は愛を知らない(4)

<<はじめから読む!<3話 薫の疑問は、デート当日に氷解した。待ち合わせ場所に現れた男は、とにかく顔がよかったのである。 思わずまじまじと見つめていると、「静ちゃん? 俺の顔に何かついてる?」と、男は膝を曲げて、薫の顔を下から覗き込んだ。 ...
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恋愛詐欺師は愛を知らない(3)

<<はじめから読む!<2話「そう、まるでゴキブリみたいな男よ……!」「姉ちゃん姉ちゃん。それ、たとえがさすがに悪すぎる」 同じ男として、その相手に多少同情した。 佐伯さえき遼佑、と自己紹介した男は、顔だけの男だった。人を見る目は確かな姉曰く...
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恋愛詐欺師は愛を知らない(2)

<<はじめから読む! 事の発端は、姉の静によってもたらされた。早すぎる春休みに入った彼女は帰宅後、なぜか自室ではなく、まっすぐ薫の部屋にやってきた。 静は持っていたハンドバッグを、無言でぶん投げた。正確無比なコントロールで、ベッドに寝転んで...
恋愛詐欺師は愛を知らない

恋愛詐欺師は愛を知らない(1)

恋人たちがロマンティックな時間を過ごす、夜の十時。窓からは、横浜・みなとみらい地区の夜景が美しく見えるのだが、部屋の主たちには関係がなかった。 とはいえ、お互いにお互いしか見えない、などという甘い理由ではない。一人はベッドの上に転がされて、...
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二週間の恋人(25)

<<はじめから読む!<24話 スーツケースを引きずって、隣を歩く青年は、要を気遣っている。何度も「大丈夫ですか?」「休みましょうか?」と尋ねてくるが、そのすべてに首を振った。 俊平はそれを、要が機嫌を損ねているのだと解釈して、右往左往してい...
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保護中: 二週間の恋人(24)

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