眼鏡攻め

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迷子のウサギ?(15)

<<はじめから読む!<14話 ウサオの秘密の外出に、俊は気が付いていなかった。ずっと寝室に籠ってレポートを作っていたらしかった。と、いうのも次の日珍しく寝坊してきた俊の目が赤くなっており、完全に寝不足を露呈していたからだ。「……朝飯、食える...
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迷子のウサギ?(14)

<<はじめから読む!<13話 夕食の後、モバイルを片手に寝室に籠ってしまった俊をよそに、ぼんやりとウサオは食器を洗っていた。いつもならば「もったいない」と即座に止める湯水をざぁざぁと雨のように垂れ流している。 ――レポート。レポートか。 気...
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迷子のウサギ?(13)

<<はじめから読む!<12話 最近楽しそうだね、と高山は言った。自覚症状のない俊は首を捻る。さて、いつもと違うところなどないはずなのに、と。「時計、するようになったでしょ?」「ああ、はい」 スマートフォンで時間の確認は事足りる昨今、大学生で...
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迷子のウサギ?(12)

<<はじめから読む!<11話 家で過ごすときは眼鏡を外す。そうすると、ウサギの耳が目に入ってこなくて、ただ友人と同居しているだけの気持ちになる。危なっかしいな、と笑うウサオだけれど、今日は特に鍋だから眼鏡が曇る心配もないから、より好都合だ。...
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迷子のウサギ?(11)

<<はじめから読む!<10話 学部生ではないので自分の勉強を進める傍らで、俊はアルバイト代わりに大学でチューターを務めている。チューターというのは主に大学一年生や留学生の生活やレポート作成の相談などに乗る人間を指す。心理学科に属しており、将...
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迷子のウサギ?(10)

<<はじめから読む!<9話 で? 誰がまともなもんを作るんだって?  俊の冷たい声音にウサオはしゅん、と耳と肩を落とした。二人の前には粥かと言うほどべしゃべしゃなのに根っこの部分は残っているという不思議な白飯と、水の切れていないレタスサラダ...
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迷子のウサギ?(9)

<<はじめから読む!<8話 ガシャン、という物音に驚いて俊は飛び起きた。すわ泥棒か、一人暮らしの部屋でこんな音が鳴るなんて、と慌てて寝室を出て、はたと気づく。 そうだ、昨日から一人の生活ではなくなったのだ。実習という形で体よく複雑なヒューマ...
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迷子のウサギ?(8)

<<はじめから読む!<7話 床が硬い。寝返りを打つけれどもどうもしっくりこなくて、ウサオは溜息をついた。俊がそのうちラグを強いてくれると言っていたけれど、いつになることやら、と収納スペースをじっと見やって溜息をついた。自分が同居することにな...
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迷子のウサギ?(7)

<<はじめから読む!<6話 午後九時からの映画をぼんやりと見ているウサオに対して、「見たことあるか?」と聞いてみた。小首をかしげてからウサオは、ゆっくりと首を振った。残念ながら初見であるらしい。見たことがあれば、それをきっかけにまた何か思い...
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迷子のウサギ?(6)

<<はじめから読む!<5話 会話もなく、しばらくウサオは座椅子に座ってテレビを見ていた。病室にはテレビもラジオも何もなく、情報に飢えていたのだろう、じいっと見つめている。一人でいるときにはワイドショーやバラエティ番組はほとんど見ない俊だった...
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