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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(18)

<<はじめから読む!<(17) 結局、レイニとホムラがゆっくりと話をすることができるようになったのは、戦闘終了から一ヶ月後のことだった。 レイニの父が他の族長たちとともに、帝国との講和を有利に結び、ティリアの族長は処刑され、新たな長が立った...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(17)

<<はじめから読む!<(16)「ホムラ様っ!」 今度こそ完全に目を覚ますと、眼前にレイニの顔が迫っていて、思わず「うわぁ」と声を出した。死にかけていたというのに間抜けなことだ。ホムラはおずおずと起き上がる。「ホムラ様、そのお姿は……」 呆然...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(16)

<<はじめから読む!<(15) 誰かが咳き込む音に、ホムラは目を開けた。 いつの間に夜になっていたのか、辺りは暗い。火の精霊のくせに、術を使って明るくすることすら思い浮かばず、ここはいったいどこだろう、と呆けていた。 レイニを助けるために突...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(15)

<<はじめから読む!<(14)「な、何奴!? てきしゅ、敵襲――ッ!?」 騒がしい人間は、炎で焼いた。あっという間に阿鼻叫喚の地獄になる。 精霊の火は、人間には消せない。水場に向かって転がり落ちるように水を浴びたって、火は皮膚を焼き続ける。...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(14)

<<はじめから読む!<(13)「これは……」 レイニの声を頼りに、人間界へと渡ってきた。 おそらく、ここからそう離れていないところに彼はいるはずで、そうなると当然、ナパールの領地のどこかという話になる。 木々には矢が打ち込まれ、幹は煤け、枝...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(13)

<<はじめから読む!<(12) 精霊界は常春だが、人間界はそろそろ秋になっただろうか。 確信をもって秋だと言えないのは、ホムラが水鏡を覗くことをやめているせいだった。 漫然と眺めているだけでは、任意の光景を見せるだけの鏡は、見る者が強く望め...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(12)

<<はじめから読む!<(11) 怪我をしたホムラを放っておけないと、レイニはその日、自分の屋敷に帰らなかった。 ふたりきりの庵の中、深く息をつく。肩の力が抜けている様子を見ると、レイニがいかに普段、重責に苦しめられているか想像がついた。 し...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(11)

<<はじめから読む!<(10) ルルがホムラの正体について明かしたその瞬間から、向けられる視線は厳しいものになった。 まさかそんなはずがない。でも、二番目の水の精霊の髪の毛は淡い青色で、最初の精霊とは全然違う。それに顔立ちも。光り輝く美しさ...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(10)

<<はじめから読む!<(9) ピアナがナパールの村に滞在するようになって、しばらく経つ。 レイニはホムラが彼女と出くわさないように細心の注意を払っているが、それでも時折、顔を合わせることはある。 レイニは何度も拒否しているはずだが、ピアナは...
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青炎は銀の御巫の愛に燃ゆ(9)

<<はじめから読む!<(8)「せいれいさま、あそぼー!」「今日もお前たちは、朝早くから……」 ホムラは寝ぼけ眼だが、子どもたちは元気いっぱいだった。また母たちに怒られるぞ、と言ったところ、えっへんと胸を張る。「だいじょうぶ! せいれいさまの...
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