孤独受け

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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(22)

<<はじめから読む!<21話「早見、さん?」「なんだかこの部屋、甘い匂いがしないか?」 何の、とまではわからないが、花のような甘い匂い。 そう言われた瞬間、日高は絶望した。匂いの正体は、発情したオメガが放出するフェロモンだ。アルファを誘惑し...
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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(21)

<<はじめから読む!<20話その日、目覚めとともに感じたのは熱さだった。暑さではない。すっかり夏になった外気ではなく、身の内からじわじわとしみ出していくような熱さだ。 久しく忘れていた渇きに、日高は慌てて身を起こした。水分ではなく、もっと根...
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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(20)

<<はじめから読む!<19話 早見は日高の話を、何も言わずに聞いていた。目を見つめ、手だけはぎゅっと握りしめてくれる。 だから、日高はあの日のことを話す覚悟ができた。「父親の会社が不渡りを出して……資金調達のために、俺を金持ちの家に売った」...
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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(19)

<<はじめから読む!<18話「本当の家族に、会いたいとは思わなかった?」 昔は。 と、彼は掠れた声で呟く。「賞金や印税で、興信所に依頼して親を探してもらったこともあるが、何の手がかりも得られなかった」 どれだけ大枚をはたいても、無駄だった。...
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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(18)

<<はじめから読む!<17話「食事は冷凍のを温めればいい。それよりも」 頬に触れられて、日高は動きを止めた。親指が目の下にあてられ、確認するように覗き込まれる。至近距離で見つめられると、ドキドキした。「泣いたのか?」 下まぶたの腫れと赤みを...
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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(17)

<<はじめから読む!<16話 何度かの挫折を経て、日高がようやく最初の一冊を読み終えたのは、二週間後のことだった。読書家の親友ならば、一日どころか一時間で読了してしまうかもしれないが、初めてまじめに読書に取り組んだ日高にとっては、読了しただ...
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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(16)

<<はじめから読む!<15話 意気揚々と助っ人を請け負った早見だが、彼もまた、ゲーム初心者だった。「待て。どうして逆にいくんだ!?」「早見さん、それ違う! それ俺! 早見さんは緑の方!」 一緒になってステージから落下する。「あーあ」 落胆し...
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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(15)

<<はじめから読む!<14話 軽快な音楽のあと、すぐに爆破音がして、悲しげなメロディーに切り替わった。「あ~! また死んだっ!」 早見がくれたゲーム機をインターネットに繋いで、ランキング上位のゲームをいくつかダウンロードした。日高ですら知っ...
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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(14)

<<はじめから読む!<13話「一緒にご飯を食べてみて、どうでしたか?」 日高との約束は、朝と夜の二回だった。昼は仕事が立て込んでいれば、彼は部屋から出てこない。これまでは、食べずに過ごすことも多かったようだが、日高は自分のついでに用意した。...
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平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~(13)

<<はじめから読む!<12話「貸してください」 簡易な工具を早見の手から取り上げ、説明書を一読する。そして、ひとりでさくさくと組み立てていく日高に、早見は感心していた。じっと手つきを見つめられ、悪い気はしない。「器用なものだ」「このくらい、...
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