平凡受け

スポンサーリンク
BL

可愛い義弟には恋をさせよ(20)

<<はじめから読む!<19話 しかし今日は、いやに触れている時間が長い。文句を言ってやろうとして、圭一郎は和嵩の肩を押して抵抗の意を示す。少し離れた隙に、口を開きかけた。「!」 隙ができるのを待っていたのは、圭一郎ではなくて、和嵩だった。圭...
BL

可愛い義弟には恋をさせよ(19)

<<はじめから読む!<18話 黒崎はしっかり夕飯まで天野家で食べてから、去っていった。家族全員がお喋りで、つい聞き役に徹してしまうタイプの和嵩にも、黒崎は上手に話を振って、場を盛り上げた。 母は「また来てね」と割と本気で言っていたし、「近い...
BL

可愛い義弟には恋をさせよ(18)

<<はじめから読む!<17話「はい?」 弟の声に続いて、ドアを開けてくれたのは、背の高い男だった。一七〇センチにギリギリ足りない背丈の圭一郎にとっては、和嵩も十分長身だが、彼はもっと大きかった。見上げた顔のつくりは華やかで、平凡を自負する圭...
BL

可愛い義弟には恋をさせよ(16)

<<はじめから読む!<15話「……いいムードになってきたら、肩を抱いて引き寄せて」 言いながら、実践する。和嵩は素直に、圭一郎に身を寄せた。「ほっぺたとか触って、顎をこんな感じにして……」 すべすべと滑らかだが、肉の硬さは幼子とは違う。和嵩...
BL

可愛い義弟には恋をさせよ(15)

<<はじめから読む!<14話 とうとう約束の土曜日。 前日から念入りに唇のケアをして、当日も暇さえあればリップクリームを塗りたくった。もちろん、和嵩からは見えない場所でこっそりと。めちゃくちゃ意識していると悟られたくない。圭一郎は乙女でも生...
BL

可愛い義弟には恋をさせよ(14)

<<はじめから読む!<13話 たかがキス。されどキス。 肉親とはいえ、口同士を触れ合わせるのは、ややハードルが高い。 心の準備が整わないまま、前日の金曜日になってしまった。出勤するやいなや、圭一郎は大きな溜息をついて、椅子に座る。 いっその...
BL

可愛い義弟には恋をさせよ(13)

<<はじめから読む!<12話「デートの次も、練習がしたい」 週末は、どちらかの発案でデートの練習に行くのが定番化しつつあった、九月中頃のことだった。 この日もまた、ショッピングに繰り出して、和嵩に似合う服を何枚も購入した。圭一郎は大きな袋を...
BL

可愛い義弟には恋をさせよ(11)

<<はじめから読む!<10話 その後、焼き小籠包で口内を火傷するというアクシデントにも見舞われつつ、中華街を満喫した二人は、腹ごなしに山下公園を経由して、みなとみらい方面へと向かっていた。 遠くからでも目立つ、巨大な観覧車を目印に歩いている...
BL

可愛い義弟には恋をさせよ(10)

<<はじめから読む!<9話 土曜日の中華街は賑やかだった。日本語だけじゃなくて、中国語も聞こえてくる。駅にあった地図を片手に、行き当たりばったりで食べ歩きを楽しんだ。「そういえば俺、タピオカって飲んだことないや」 テレビで見た通りの、若い女...
BL

可愛い義弟には恋をさせよ(9)

<<はじめから読む!<8話 同じ家に住んでいるくせに、デートの練習を口実に、外で待ち合わせた。みなとみらい線元町・中華街駅の改札を出たところで、圭一郎はそわそわと弟を待つ。和嵩は用事がある、と言って、朝早くから家を出ていた。「ごめん、兄ちゃ...
スポンサーリンク