クレイジー・マッドは転生しない クレイジー・マッドは転生しない(7) <<はじめから読む! <6話 質問の意味がわからず、瑞樹先輩に視線で助けを求めた。彼はにこにこ笑うばかりで、俺に対してなんのリアクションも起こさない。いくつめなのかわからないプリンを、コンビニの袋から取り出す。 一応仙川にも目を向けたが... 2021.01.12 クレイジー・マッドは転生しないライト文芸長編小説
クレイジー・マッドは転生しない クレイジー・マッドは転生しない(6) <<はじめから読む! <5話 「恵美(めぐみ)の家は、代々呉井家に仕えてくれている血筋なんです」 「仙川だ。円香お嬢様を学校でもお守りするために、この学校にスクールカウンセラーとして勤めている」 ハスキーボイスとともに差し出された手を握る... 2021.01.11 クレイジー・マッドは転生しないライト文芸長編小説
クレイジー・マッドは転生しない クレイジー・マッドは転生しない(5) <<はじめから読む! <4話 「もうすでに、今から向かうところに用意してくれているのです」 「へぇ……そうなんだ」 もしかしたら、シェフがいる可能性があるんじゃないか、これ。その場でラクレットチーズ(テレビでしか見たことない)を炙って溶か... 2021.01.11 クレイジー・マッドは転生しないライト文芸長編小説
クレイジー・マッドは転生しない クレイジー・マッドは転生しない(4) <<はじめから読む! <3話 翌日もまだ、学校は午前中のみだ。とはいえ、まだ授業はない。委員を決めたり、学年集会があったり、まぁいろいろ。 昨日の担任の言葉どおり、学級委員は呉井さんに決まった。立候補者はおらず、一目でわかるお調子者男子... 2021.01.11 クレイジー・マッドは転生しないライト文芸長編小説
クレイジー・マッドは転生しない クレイジー・マッドは転生しない(3) <<はじめから読む! <2話 「先生。明日川くんの耳が、取れてしまいますよ」 優しい声での忠告に、ようやく耳が解放された。痺れて聞こえが悪くなっている耳の付け根をほぐし、ぽんぽんとタップする。 その声の主を、最初、教師だと思っていた。保... 2021.01.09 クレイジー・マッドは転生しないライト文芸長編小説
クレイジー・マッドは転生しない クレイジー・マッドは転生しない(2) <1話 「だって校則には何も書いてないじゃないですかぁ!」 転校三日前に、俺は初めての美容院で髪を染めた。茶髪? いやいや、そんなんじゃない。その程度じゃ、俺のオタク感は薄まらない。まったく。気合いを入れるためにも、もっと個性的で明るい色... 2021.01.09 クレイジー・マッドは転生しないライト文芸長編小説
クレイジー・マッドは転生しない クレイジー・マッドは転生しない(1) 何事もスタートが肝心だ。 前の学校では、入学直後から失敗していたからな。登校してすぐに、自分の席から動かずに、ラノベ(しかも表紙の猫耳メイドちゃんが露になっている。俺はカバーをつけない派なのだ)を読み耽るような奴じゃ、彼女はおろか、友達す... 2021.01.09 クレイジー・マッドは転生しないライト文芸長編小説