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保護中: 孤独な竜はとこしえの緑に守られる(56)

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孤独な竜はとこしえの緑に守られる(55)

<<はじめから読む!<54話 文字通り飛んで戻るなり、シルヴェステルはベリルを寝所に連れ込んだ。カミーユたちに帰還の報告をすることもなく、性急に彼の部屋まで引っ張っていって、ベッドに押し倒す。「ちょっと、陛下……んむっ」 唇に噛みついて、舌...
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孤独な竜はとこしえの緑に守られる(54)

<<はじめから読む!<53話「そこでセーラフィールは、王女を見初めました」 竜は愛情深く、独占欲の強い生き物。それはあの暴虐な王も、例外ではなかった。王女は当然拒んだ。力尽くで事を進めたが、心までは落ちない女に、セーラフィールは苛立ちを覚え...
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孤独な竜はとこしえの緑に守られる(53)

<<はじめから読む!<52話 馬車では長旅になるところ、空を飛べばあっという間であった。 シルヴェステルは、空高くから落下したベリルの心の傷を気遣ったが、まったく平気だった。恐怖の記憶よりも、これからのことで胸の下あたりが痛い。 最初はゆっ...
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孤独な竜はとこしえの緑に守られる(52)

<<はじめから読む!<51話 幸い、竜型でシルヴェステルが暴れたのはわずかな間だった。人的被害も死者はなく、怪我をした兵士たちも、三日も入院して治療を受ければ完治した。 後宮は全壊したし、それ以外にも破損した箇所は多かったが、物は直すことが...
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孤独な竜はとこしえの緑に守られる(51)

<<はじめから読む!<50話 肉体が暴れ回っている間、シルヴェステルは暗闇に浮かんだ殻の中にいた。ナーガの幻術を可視化するとこうなるのか。やけに冷静な自分に嗤いすら漏れた。 ナーガの言うとおり、すべて壊してしまった方がよかった。竜人も人間も...
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孤独な竜はとこしえの緑に守られる(50)

<<はじめから読む!<49話全部、思い出した。シルヴェステルたちと出会う前のこと、すべて。 お転婆な王女のころころと変わる表情も、あまり自分に懐いてはくれなかったが、それでも気遣ってはくれた、やんちゃな王子のことも。 それから自分と同じ顔を...
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孤独な竜はとこしえの緑に守られる(49)

<<はじめから読む!<48話 びりびりと空気を震わせる咆吼とともに、後宮の崩壊が始まった。城で懸命に働いていた人々は、一瞬動きを止めた後、混乱に陥った。窓の外にいるのは竜。銀の鱗で全身が覆われた巨竜だ。悲哀すら感じさせる声を上げ、幼子のよう...
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孤独な竜はとこしえの緑に守られる(48)

<<はじめから読む!<47話いい場所だ。今度は王子と二号も連れてこよう。「あら、ダメよ一号。ここはわたしと、×××と、一号の秘密の場所にするの!」 王女の可愛らしい我が儘に、一号は頷くほかなかった。 ここでしばらく休んでから、城に帰ろう。あ...
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孤独な竜はとこしえの緑に守られる(47)

<<はじめから読む!<46話 何度もぼんやりすることに、痺れを切らした王女は、「もういい!」と、機嫌を損ねた。「一号じゃなくて、×××と遊ぶわ」 王女が呼んだのは、十日ほど前に拾った白い蛇であった。王宮の庭に現れたときには怪我をしていたが、...
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