長編小説

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BL

成長期ヒーロー(20)

<<はじめから読む!<19話 神崎と光希が屋台の食べ物を手に戻ってきた。千尋は最後に恭弥の頭を叩いて、「きっとね、俺より全然、君にお似合いの王子様が現れるから」 と慰めて、そのまま神崎の隣に行ってしまった。神崎にだけは今の情けない顔を見られ...
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成長期ヒーロー(19)

<<はじめから読む!<18話 神崎は一瞬、「遅いんだよ」という顔をしたが、「よ」と何でもない風を装って片手を挙げた。「こんばんは。二人とも、合格祈願の初詣かな?」「まぁそんなとこですね」 せっかくだから一緒にお参りしない? と言いかけた千尋...
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成長期ヒーロー(18)

<<はじめから読む!<17話 受験生にはクリスマスも正月も存在しない。事件をきっかけに、元通りの距離に戻った恭弥と光希は、休み返上で勉強をしていた。年が明けたらすぐ二月、海棠高校の入試が迫っている。 年末年始、小澤家では兄の敏之が帰省してお...
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成長期ヒーロー(17)

<<はじめから読む!<16話 変質者は逮捕され、恭弥は警察に「なんでもっと早くに相談しに来ないの」と小言を食らった。中学生である光希が含まれていたため、事情聴取は後日またやり直しということになり、四人は千尋のマンションへと向かった。 初めて...
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成長期ヒーロー(16)

<<はじめから読む!<15話 ――ガタンッ! 何かが壊れたかのような音に、恭弥は目を開けた。閉ざされた扉が開いていた。そして男の豚のような悲鳴が聞こえた。薄暗い中、目を凝らして状況を把握しようとした恭弥だったが、次の瞬間、電気がついた。 男...
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成長期ヒーロー(15)

<<はじめから読む!<14話 大学教授というのは自由なもので、冬期休業前の最終授業日は、なんと六限の教職科目以外の講義はすべて休講になってしまった。 真面目な恭弥はしっかりと講義に出席したが、譲は最初から最終日なんて授業はないだろうと踏んで...
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成長期ヒーロー(14)

<<はじめから読む!<13話 いつだって学食は、浮かれた連中が浮かれた話をしている。そんな中で恭弥は、浮かない顔でトークアプリを開きじっと見つめていた。光希とは他愛のないやりとりが続いていたのだが、あの日以来一切の連絡がなかった。 はぁ、と...
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成長期ヒーロー(13)

<<はじめから読む!<12話 苛められていた自分を勇気づけてくれた千尋がいたからこそ、今の自分がいる。アドバイス通りにびくつきながらも「僕が可愛いから苛めてくるんでしょ?」と言うと、水科は顔を引きつらせて押し黙った。すべて千尋の言うとおりだ...
BL

成長期ヒーロー(12)

<<はじめから読む!<11話 四月。入学式を終え、もろもろの新入生歓迎の行事をこなした恭弥は疲れ切っていた。元々友人が少なかったところに、更に受験で知り合いの誰もいない私立中学へと進学したのが運の尽き、恭弥は弁当を一緒に食べる友達を見つける...
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成長期ヒーロー(11)

<<はじめから読む!<10話 最初の頃の緊張感は薄れ、土曜日の午前中から恭弥はそわそわしている。参考書とノートを睨みつけて一心不乱にシャープペンシルを走らせている光希の集中力をいいことに、スマートフォンを確認する始末だ。「……御幸さん」 残...
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