年の差

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BL

甘えたDomの背中には(4)

<<はじめから読む!<(3) 桃治は人の買い物に付き合うのは、苦にならないタイプだ。こういうのは慣れであり、年の離れた姉に散々振り回され、鍛えられた。 鈴女もよく桃治を誘う。あっちがいいとかこっちがいいとか、彼氏相手よりも的確なコメントをく...
BL

甘えたDomの背中には(3)

<<はじめから読む!<(2)「ねぇ、また来てるよ、あの人」「ちょっとガリガリっていうか病的だけど、イケメンだよね」「え~、ああいうのがいいんじゃな~い?」 ナッツを皿に開けていると、女たちの声が耳に入った。最後だけどう聞いても男の声だったけ...
BL

甘えたDomの背中には(2)

<<はじめから読む!「適当に、命令してもらえるか?」 シャワーも浴びずに、桃治は切り出した。 別にプレイ=セックスじゃない。命令をする。それを受け入れ実行する。 中身は何だっていいのだ。エロに直結することだけじゃない。例えば「三回回ってワン...
BL

甘えたDomの背中には(1)

(どうしてこうなった……) 目の前でとろけた笑みを浮かべる男は、恋人関係ではない。彼の健康のためにパートナーになっただけだった。自分の抱く想いは別として、名目上は、そういうことになっている。 桃治とうじが他人に説明したとしても、傍から見れば...
レビュー

「黒い羊は銀の魔導士の愛を夢見る」(魚形青)

今回はこちら。「黒い羊は銀の魔導士の愛を夢見る」(魚形青)10月のニコニコカドカワ祭りでは、3冊角川系列の文庫を買いました。そのうちの一冊がこちら。魚形青先生の本は、デビュー作からすべて拝読しております。今作は転生・・・・・・というと、昨今...
ライト文芸

星読人とあらがう姫君(29)

<<はじめから読む!<28話「お前を混乱させないために、出会ったときの夢を見せていたから……気づかなかっただろう」 小さい頃のお前も可愛いな、と彼は言う。間に挟まれた「も」という文字の意味に一瞬遅れて露子は気がついて、頬が熱くなった。咳払い...
ライト文芸

星読人とあらがう姫君(28)

<<はじめから読む!<27話 母が死んだあの夏の日。使用人や女房達のすすり泣く声が、遠くの空まで響いていた。母は家じゅうから愛されていた。それに比べて露子は、誰からも顧みられない。 屋敷の片隅で泣いていた露子を見つけてくれたのは、年上の少年...
ライト文芸

星読人とあらがう姫君(27)

<<はじめから読む!<26話 塞ぎこんでいる露子の気づかぬ間に、秋と冬は過ぎていった。弥生の頃になって、露子はちょうど、一年前のことを思い出していた。 幸せだったな、と思う。父がいて、雨子がいて。結婚の話が降ってわいてきて、慌ただしく輿入れ...
ライト文芸

星読人とあらがう姫君(26)

<<はじめから読む!<25話 その後芳明は黙りこくって、裁きを待っていたが、露子の父は違う。どうにかして死罪を免れようと、必死になって言葉を尽くしている。だがそのいずれも、納得のできるものではない。「私だって同じ藤原の姓を引いている、始祖は...
ライト文芸

星読人とあらがう姫君(25)

<<はじめから読む!<24話 丑三つ時。辺りは暗い。露子は欠伸を噛み殺して忍んでいた。最も霊たちが騒ぎ、結界が弱まる時間だということで、術者が結界を破りここにたどり着くのであれば、そろそろだった。「眠いのなら、寝ていればいい」 烏の言葉に、...
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