基本的に電車内での読書が多いので、週に1冊読み終わる感じかな。
(計算合わないぞ。もっと読んでるだろ!)
「祈りのカルテ」「十字架のカルテ」(知念実希人)
タイトルも表紙の雰囲気も似てるけど、全然別の話なのでご注意を!
「祈りのカルテ」は、キスマイ玉森くんが主演したドラマの原作。
こちらと続編「~再会のセラピー」のエピソードをミックスしつつ、オリジナルの同期たちとの関係も青春モノとしてとてもよかった。
毎週TVerで楽しみに見ていました。
いいところで毎回、主題歌の「想花」がかかるので、初めてキスマイのCDを購入したほどです。
(しかし買っただけになっているんだよな……YouTubeで見れるから)
ドラマよりもなんとなく、頼りになりそうな主人公です(笑)。
玉森くん、完全にワンコだったもんな。
「十字架のカルテ」は、親友の死をきっかけに、精神鑑定医を志した若手女性医師が主人公。
「祈り~」は日常ミステリでライトな雰囲気ですが、「十字架~」は非日常でダーク。
事件の真相に迫るけれど、彼らは司法関係者ではないので、証拠を呈示する必要はない、というのが新鮮でした。
「十字架」の名にふさわしく、重いです。
「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」(近藤史恵)
商店街のフレンチビストロのシェフが、ちょっとした謎解きをする連作。
ドラマ化もされてましたよね、確か。
とにかく料理が美味しそう。
フレンチに詳しくないけれど、「パ・マル」の料理を食べに行ってみたい。
1巻目はすべて、ギャルソンの青年の視点で語られるので、ほぼ店の中(せいぜい商店街内)で完結しますが、2巻目はお客さん視点の話もあれば、シェフのフランス時代の話もあるので、空間の広がりを感じます。
「継続捜査ゼミ」(今野敏)
刑事→警察学校校長を退任後、女子大の先生になった小早川と彼のゼミ生が、未解決事件を追う。
本筋の殺人事件はリアルタイムの事件ではないので、ハラハラドキドキはあまりないかな。
この話の面白いところは、大学で起きる些細な(と言っていいのか)謎も同時進行で解いていくところ。
すごく新鮮でした。
刑事事件と日常の謎って、普通は別々の物語になるから。
個人的に、物語として好き。
ただ、キャラものとしては同作者の「ST」に軍配が上がります。
しゃーない。こちらはマニアックな知識がそれぞれあるとはいえ、普通の女子大生。
あちらはもう、なんだろう……キャラが渋滞していますからね。ええ。
2巻も含めて現在アンリミに入っているようです。
「美人に見える『空気』のつくり方 きれいの秘訣81」(松本千登世)
美容系の書籍って、読み物としてもそこそこ面白いので好きだったりします。
ダイエットとかファッションとかは実践的だけど、「美容」というカテゴリだと、作者の信念だったりが見えて、エッセイとして読めるので。
10年くらい前の本なので、今の常識と照らし合わせると違うところもあるのでしょうが、面白かったらそれでええ。
文庫版も出てました↓
「それってパクリじゃないですか?②」(奥乃桜子)
春ドラマの原作小説2巻。
数年越しに出た2巻です。
「なぜ今……?」と思っていたら、ドラマ化が発表されました。
もともと奥乃先生の作品は、デビュー作から読んでいるファン。
そして重岡くんが出演するということで、めちゃくちゃ嬉しかったです。
ドラマスタートしてから2巻買って読みましたが、
「あれ、北脇さん、ドラマとだいぶキャラ違……」
ってなりました。
原作はもうちょっと柔らかいです(笑)。
お菓子くれたりくれなかったりするし。
個人的に男女バディに恋愛を絡めるかどうかは賛否両論あるので、うーん。
2巻ラストで「特許の怪物」が出てくるので、ドラマと違う展開に期待して待て3巻!
6月7日にはOPテーマ「パロディ」が収録されたジャニーズWESTのCDが発売されます。
通常盤には重岡くんの作詞作曲した楽曲が収録されますので、皆さまぜひ。
6月は勝手に「赤と黒」(スタンダール)読了チャレンジを始めてしまったので、5月よりも読了本は少なくなりそうです。
この手の以前脱落した本を読むときは、電車の中と決めているのですが、全然進まないよ~。
まだ180ページくらいだよ~~。
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