恋は以心伝心にあらず

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保護中: 恋は以心伝心にあらず(9)

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保護中: 恋は以心伝心にあらず(8)

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恋は以心伝心にあらず(7)

<<はじめから読む!<6話 待ちわびていた九鬼が来たのは、日付が変わる少し前のことだった。酒を飲む気分ではないというので、千隼は風呂を勧めた。もちろん、派手にイった後にきれいに掃除をして、湯を沸かし直してある。「ああ」 着替えとタオルを受け...
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恋は以心伝心にあらず(5)

<<はじめから読む!<4話 浴槽にゆっくりと浸かって身体をほぐしながら、千隼は九鬼との関係が、単なる同窓生でなくなったときのことを思い出していた。 あの日、「明日も仕事だから」と、二次会に向かう同級生たちを見送った。九鬼は当然、これ以上酒の...
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恋は以心伝心にあらず(4)

<<はじめから読む!<3話「お前それ、エロ漫画ばっか出してる会社じゃん!」 スマホで調べ、ひとりが叫んだことで火がついた。高校時代とは違い、多少洗練された様子の九鬼は、眼鏡の奥の目を光らせている。「そうだが」 冷淡な声音は、素面であれば威圧...
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恋は以心伝心にあらず(3)

<<はじめから読む!<2話 九鬼くき武士たけしとは、高校が同じだったが、在学中に言葉を交わしたのは、数えるほどであった。 漫画やアニメをこよなく愛する彼は、しかし、一般的なオタクのイメージとは程遠かった。 ヒョロヒョロのもやしでもなければ、...
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恋は以心伝心にあらず(2)

<<はじめから読む! 千隼の脳裏によぎるのは、もはや顔もはっきりとは思い出せない男の姿。仲間を探したくて進学した男子校の、二学年先輩だった。 柔道部で、いつも自分の汗の臭いを気にしていたけれど、千隼にとっては香水もかくやと言わんばかりのいい...
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恋は以心伝心にあらず(1)

「よっし、送信……っと」 案件がひとつ片づいた解放感から、千隼ちはやは力強くエンターキーを押して、データを納品した。独り暮らしのマンションの部屋に、「ッターン!」という軽快な音が響く。 無事にアップロードが済んだのを確認して、パソコンモニタ...
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