こんにちは。「令和BL小説グランプリ」参加作品全作レビューにチャレンジ中の、葉咲透織です。
そもそも小説を書くだけじゃなくて、読むのも大好きなので、まったく苦もなく楽しくやってます。
強いて大変な点をあげるとすれば、リンクを貼ったりAmazonの広告を貼ったりが大変なことくらいですね。
マウスを購入して、タッチパッドを使わなくなったので、多少ラクになりました。
（タッチパッドだと範囲選択しようとしたときに調子が悪いと全選択になってイライラする）
緊急事態宣言を受けて、私のバイト先の書店も休業になってしまいました。
昨日は「休みたい」と言っていましたが、いざGW明けまでは少なくとも休みと言われると、不安になりますね。
そんなもやもやを吹き飛ばすくらい、BLに没頭していたいです。
それでは本日のレビュー、行きます。
『いつもいるから』『それもすべて、同じいちにち』
今日は6冊目と7冊目、一気にレビューします。
同じ作者さんの話を連続で読んで、それぞれ長編と短編だったので、まとめちゃいます。
（短編だけで一記事に足る長さにできると思えなかった……）
『いつもいるから～～俺とあいつと、あいつと俺と』
まずは6冊目！
『いつもいるから～～俺とあいつと、あいつと俺と 』
こちら長編です。紙の本にした長さは300ページ越えで、参加作品の中でもボリュームがあります。
時間のあるときに読もう！
文化祭で発表する校歌の合唱をきっかけに、タカヤはクラス一の秀才・リョウタロウと接近。
歌を教える代わりに勉強を教えてもらうようになり、やがてタカヤは自分の想いを自覚します。
家族がハワイに移住していて、一人暮らしをしているタカヤ（寂しがり屋）が、リョウタロウと暮らすために頑張るのが主軸のお話。
幸せでほのぼのとした高校生二人の話が続くのですが、そこに影を落とす存在が……。
私が俄然やる気を出して読むきっかけになったのは、ここ！
「身長、幾つ？」
「いつもいるから ～俺とあいつとあいつと俺と」本文より
「百八十丁度くらいかな」
「俺のが微かに高いんだな。俺百八十三くらいだから」
（この時点では受け攻めわかんなかったけど）高身長受け来たーーーーーー！！！！
……はい、現金な奴です。
長さにふさわしく、エッチなシーンも満載ですが、個人的なオススメポイントは、ご飯のシーンが多いことです。
高校生の作るものですから、世のお料理系小説に比べたら、普通のご飯しか出てきません。
でも二人が「俺が作るよ」「じゃあ片付けは俺がする」と毎回毎回楽しそうにやり取りをしているので、こちらも微笑ましい気持ちになります。
タカヤの食べっぷりとリョウタロウの小食ぶりの対比もいい。
私はイケイリ家（リョウタロウの家）の卵焼きが食べたいです。
いつも二人が飲んでいるので、美味しいアイスコーヒー（ブラック）を準備して読みたくなります。
また、攻めが泣く話も大好物です。
寂しがり屋のタカヤの方がすぐ泣きます。可愛いですね。
対するリョウタロウは、男前です。
ひたすらぐるぐる悩むタカヤ（の割に、いざ付き合うとなったらいろいろあけっぴろげ）に対して、ただただ格好いい受け。
告白された後に、男同士でどうやってするのかをその場でスマホで調べ出したり……。
一番の男前エピソードは、ネタバレが過ぎるのでやめておきます。
↑高校生同士のやり取りに萌えたい人はチェック！
『それもすべて、同じいちにち』
続きまして、7冊目。
『それもすべて、同じいちにち』
こちらは普通の大学生とヤクザの若き組長という、ちょっと珍しい取り合わせ。
紙本換算で30ページくらいの短編なので、隙間時間に一気に読むことが可能です。
最初はヤクザ相手にびくついていた主人公が、実際に触れあっていくうちに自分でも気づかないままに惹かれていく。
相手はヤクザですから、当然命が危険にさらされることもあるわけで、そこで初めて自分の気持ちに気づくのが、フィクションとしては大アリだと思います。
ところで組長、プロポーズ紛いのことしてましたけど、最終的に主人公は「姐さん」と呼ばれるようになるのかしら。
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うちの店と同様に、これから書店の休業が増えるかと思います。
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kindleでしか出していないインディーズ作品もありますが、商業出版されている本もたくさん読み放題対象になっています。
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（ちなみに私は気に入りすぎたので、継続しています）
拙作も無料で読めます。
バイト代がしばらく入らないかもしれない私に、愛の手を～（笑）。
ちなみにバイトがなくなったと判明した昨日の時点で、過去作を出版申請しました。
今回は全部自力です。表紙は無料ツールでなんとか作りました。
配信スタートしたらまた、宣伝記事を書きます……
が、4月30日までは、「このキスは返品不可 (イーデスブックス)」
（昨日順位1個上がって嬉しいです。読んでくださった方、ありがとうございます）
今日は8冊目を読みまーす。
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