まずはお詫びを。
もうすぐBLグランプリ&A-1グランプリが終了するというのに、全然読めていません!
今回レビューする作品以外に3作読了していますが、それでも全然追いつきませんでした。
参加作品の作者様方には、大変申し訳なく……
いや、自己満足以外のなにものでもないのですが……。
期間外にはなりますが、全部読んでレビューするつもりでいます。
ロイヤリティの足しになりますよう……。
『フランダースの魔剣』
今日はA-1グランプリから。
タイトルを見ればわかると思いますが、最終回で泣いちゃうアニメのオマージュとなっています。
表紙からは全然そんな感じがしませんけれど。
白髪の少女・ニコは村人から迫害あれ、実の祖父に躾という名の虐待を受ける日々。
言葉にするのが苦手な彼女はじっと耐えていましたが、あるとき魔剣を拾い、主となったときから運命は一変する。
時代ファンタジーというくくりになるのかな。
ベルギーという地名やルーベンスという実名も出てくるので。
元ネタと主人公の性別は変わりましたが、牛乳を運んだり、絵の才能に恵まれていたりという点は同じ。
あ、あと荷車を引くでっかいワンちゃん!(魔剣ですけど)
しかし彼女はその絵の才能ではなく、他の芸術に目を向け、夢中になってしまいます……。
なかなかにバイオレンスです。
魔剣のバドゥラッシュが饒舌で混ぜっ返しますが、現場はなかなかに凄惨。
平和な街、村で殺人事件が起きた……なんて大事件。
当然、疎まれているニコは疑われるわけです。
(まぁ犯人なんですが!)
しかし身に覚えのない殺人事件が起きていて……。
こちらの犯人がまぁ、異常者です。
ニコもまた異常者ではありますが、彼女には、自分を認めてくれるアローという少年がいます。
魔術師・ルーベンスとは違い、最後まで堕ちなかったのは、アローのおかげでしょう。
最低最悪の事態にニコがどう立ち向かったのかは、ぜひとも本編をご覧ください。
Amazon kindle unlimited対象です。
全然関係ない話ですが、喋る魔剣というと、どうしてもコレを思い出す。
うちの母、アニメの再放送見る度に「またモルギフ!!!」って言ってたな。
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