『発育乳首』(秀香穂里)

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レビュー

レビューしていないBL読了本が溜まってきました……。

コツコツアップしないと感想を忘れてしまうので、しっかりしたいところです。

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『発育乳首』

今日のレビューはこちら。

『発育乳首』(秀香穂里)

タイトルからおわかりのとおり、エッチなBLです。

表紙もとてもエッチ……って、なんか攻めが三人いますけれど!?

以前同じレーベルの

↑の本のレビューのときに「読まねば!」と言っていた小説ですね。

クールビューティーな見た目で有能なサラリーマン、桐生には秘密がある。
腐れ縁(そして片思いの相手)である同居人・坂本の作る大人の玩具の実験台にされているのだ。
顕著に調教の痕跡が表れた乳首を、部下の叶野と上司の桑名に見られてしまい……。

ということで、徹頭徹尾エロです。
涼しい美貌の桐生の胸が、まさに「おっぱい」と言いたくなるほど調教によって熟れているのがエロくてたまりません。
何がいいって、乳首はそんななのに処女なんですよ。
長きに渡る片思いを拗らせているので、他の男に抱かれることなんて考えていなかったのでしょう。
童貞処女です。

上半身は手慣れていそうなのに下半身は初心なところが魅力である桐生に、叶野と桑名がセクシャルなアプローチをします。
そして流される受け……。
桑名の大人の余裕がありそうでないところや、叶野の年下らしく明け透けなところに翻弄され困惑する桐生ですが、そのうちふと思うわけですよね。

これで坂本が意識してくれないかな……なんて。

桑名も叶野もアレですが(そして流されるがままの桐生もアレ)、何よりも坂本がぶっちぎりのクズ。
クラファンの話のところで「うっわ、クズwwww」と思わず笑ったくらい。
もうほんと、桐生はこんな男やめた方がいいよ……桑名と叶野のどっちかにしなよ。
そうアドバイスしたくなりましたが、桐生、まさかの斜め上の決断を下します。

そして怒涛の4Pへ……。
いや~、すごいな。1対1のセックスシーンでも書くの難しいのに。
特に萌えが迸ったのは、坂本が結局、桐生と身体を繋ぐことはないあたりですね。
私は「ミューズ」という言葉に弱いんだな……。
そう、相良亮司のことです……(五条瑛『革命』シリーズ)。
坂本とキスできてよかったね、桐生……!

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