12月? 11月末? に買った本がいまだに読めておりません。
むむむ。
「執着Domの愛の証」(秀香穂里)
社長×社長のDom/Subユニバース。
新興企業×老舗企業の同業間なので、私もみんなも大好きなライバル感、そして下克上も味わえます。
新しいムーブ(Dom/Sub)と従来からの王道(ライバル、下克上)の合体技はよいです。
社長って若くても、責任背負って生きている男たちなので、その駆け引きはドキドキします。
Dom/Sub読むの三冊目(たぶん)ですが、これが一番Dom/Subっぽさはないというか。
いや、コマンドはしょっちゅう使っているのですが、いわゆるSM作品で出てくる緊縛とかお道具とかはなく、わりとノーマルでした。
秀先生はエロいのはどどどどどエロなんですが、それに比べればノーマル。
あと複数プレイもなかったですね。
(お前は秀先生をなんだと思っているの?)
(複数プレイ書くのめちゃくちゃ上手い先生)
受けが他のDomのグレア(威圧)に晒されたとき、一瞬、「NTRキタ???」ってなりましたが、来なかったので安心してください。
(私はNTR嫌いじゃないけど、NTR未遂くらいで終わってくれたらもっと好き)
敬語の年下攻めに、ポンポン言い返す年上受けは最高ですね
カッコいいやり手同士って感じがして。
攻めが「貴方は私だけのSub」と強い主張をしていたのですが、ラストの方で「私は貴方だけのDom」という表現が出てきたのが、印象的でした。
所有権を主張するだけではなく、余裕がでてきたというかなんというか。
薄暗いグレーだった攻めのこれからは、受けとの化学反応で、どう色づいていくんだろうな~、と、物語の先まで想像を飛ばしたくなる作品でした。
ところでタグ・・・・・・ネタバレになっちゃってるんですけど、よろしいでしょうか???
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