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レビュー

『神招きの庭2 五色の矢は嵐つらぬく』(奥乃桜子)

今年があと2ヵ月しかないことに、絶望しています。 2021年のノベル大賞、間に合うのだろうか……。 『神招きの庭2 五色の矢は嵐つらぬく』レビュー 本日のレビューはこちら。 『神招きの庭 2 五色の...
短編小説

海を泳ぐ月

 廊下側の後ろから二番目の席は、ほぼ対角線上にある、窓際の一番前にいる彼を観察しやすくて、私のお気に入りの席だ。 「森もりー。森海かいー。ここの訳」  その後三回、先生は彼の名前を呼んだ。ようやく自分があてられているこ...
短編小説

魔女の爪は赤い

「なぁ。その赤い口紅、やめない?」  浩司こうじの言葉に、私はメイクの手を止めた。今まさに繰り出していたのは、広義の「赤」リップだ。この秋冬の流行であるテラコッタに近い色味は、いくつものブランドをはしごして手に入れた。私に似合う色を...
短編小説

月色果実

 その瞬間、私は風になっていた。  そう表現すれば格好いいが、夕飯の支度をしているはずの母が、たまたまタイミング悪く、台所から出てきた。トイレに行くのに、玄関前でばったり出くわした。 「あら、おかえり」  帰宅し...
ライト文芸

高嶺のガワオタ(45)

<<はじめから読む! <44話  飛天が高岩が講師を務める養成所に通いだして二ヶ月弱が過ぎた、六月頭。  飛天は空港にいた。 「わざわざ見送りに来てくれて、ありがとうございます」  にっこりと微笑んだ...
ライト文芸

高嶺のガワオタ(44)

<<はじめから読む! <43話 「十年近く前のことを言われても、と晒したアカウントを憎みました。大きな仕事が決まったのに、全部ダメにされた。その傲慢さをきっと、見透かされていたんだと思います。一部の特撮ファンからは、厳...
ライト文芸

高嶺のガワオタ(43)

<<はじめから読む! <42話  パソコンはじめ、機材は次郎に借りた。スマートフォンからでもできるらしいが、やり直しがきかないから、しっかり大きな画面で確認しながらやりたい。  次郎は心配そうにしていたが、飛天が...
ライト文芸

高嶺のガワオタ(42)

<<はじめから読む! <41話  晩秋の季節でも、子供たちは元気だ。ぴったりした素材のスーツは夏はあんなに地獄のように暑いくせに、冬はどうして寒いのだろう。  それでも、激しい動きに次第に息が弾み、身体が熱を持つ...
ライト文芸

高嶺のガワオタ(41)

<<はじめから読む! <40話  空気の澄んだ、真っ青な空が美しい朝だった。イラストのお手本のような雲が、ちらほらと点在しているのもまた、なんとなく気分がよかった。  待ちきれない様子でざわついているテント外の声...
ライト文芸

高嶺のガワオタ(40)

<<はじめから読む! <39話 「なぁ、品川。俺の言ったこと、覚えてるか? 子供を侮るなってやつ」 「はい」  忘れるはずがない。  特撮ドラマは作り物だ。異形の化け物や宇宙人も、それを倒す正義の変身...
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