BL 孤独な竜はとこしえの緑に守られる(57) <<はじめから読む! <56話 ベリルは気にしないと言ったが、シルヴェステルはしばらく経っても、遺跡に人間族の調査団を送ることができなかった。ベリルが守ろうとした人たちの先祖が眠る墓所だ。荒らすような真似はしたくない。 ベリル自身は、本... 2022.04.16 BL孤独な竜はとこしえの緑に守られる長編小説
BL 保護中: 孤独な竜はとこしえの緑に守られる(56) このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。 パスワード: 2022.04.15 BL孤独な竜はとこしえの緑に守られる長編小説
BL 孤独な竜はとこしえの緑に守られる(55) <<はじめから読む! <54話 文字通り飛んで戻るなり、シルヴェステルはベリルを寝所に連れ込んだ。カミーユたちに帰還の報告をすることもなく、性急に彼の部屋まで引っ張っていって、ベッドに押し倒す。 「ちょっと、陛下……んむっ」 唇に噛みつ... 2022.04.15 BL孤独な竜はとこしえの緑に守られる長編小説
BL 孤独な竜はとこしえの緑に守られる(54) <<はじめから読む! <53話 「そこでセーラフィールは、王女を見初めました」 竜は愛情深く、独占欲の強い生き物。それはあの暴虐な王も、例外ではなかった。王女は当然拒んだ。力尽くで事を進めたが、心までは落ちない女に、セーラフィールは苛立ち... 2022.04.14 BL孤独な竜はとこしえの緑に守られる長編小説
BL 孤独な竜はとこしえの緑に守られる(53) <<はじめから読む! <52話 馬車では長旅になるところ、空を飛べばあっという間であった。 シルヴェステルは、空高くから落下したベリルの心の傷を気遣ったが、まったく平気だった。恐怖の記憶よりも、これからのことで胸の下あたりが痛い。 最... 2022.04.14 BL孤独な竜はとこしえの緑に守られる長編小説
BL 孤独な竜はとこしえの緑に守られる(52) <<はじめから読む! <51話 幸い、竜型でシルヴェステルが暴れたのはわずかな間だった。人的被害も死者はなく、怪我をした兵士たちも、三日も入院して治療を受ければ完治した。 後宮は全壊したし、それ以外にも破損した箇所は多かったが、物は直す... 2022.04.13 BL孤独な竜はとこしえの緑に守られる長編小説
BL 孤独な竜はとこしえの緑に守られる(51) <<はじめから読む! <50話 肉体が暴れ回っている間、シルヴェステルは暗闇に浮かんだ殻の中にいた。ナーガの幻術を可視化するとこうなるのか。やけに冷静な自分に嗤いすら漏れた。 ナーガの言うとおり、すべて壊してしまった方がよかった。竜人も... 2022.04.11 BL孤独な竜はとこしえの緑に守られる長編小説
BL 孤独な竜はとこしえの緑に守られる(50) <<はじめから読む! <49話 全部、思い出した。シルヴェステルたちと出会う前のこと、すべて。 お転婆な王女のころころと変わる表情も、あまり自分に懐いてはくれなかったが、それでも気遣ってはくれた、やんちゃな王子のことも。 それから自分と... 2022.04.10 BL孤独な竜はとこしえの緑に守られる長編小説
BL 孤独な竜はとこしえの緑に守られる(49) <<はじめから読む! <48話 びりびりと空気を震わせる咆吼とともに、後宮の崩壊が始まった。城で懸命に働いていた人々は、一瞬動きを止めた後、混乱に陥った。窓の外にいるのは竜。銀の鱗で全身が覆われた巨竜だ。悲哀すら感じさせる声を上げ、幼子の... 2022.04.09 BL孤独な竜はとこしえの緑に守られる長編小説
BL 孤独な竜はとこしえの緑に守られる(48) <<はじめから読む! <47話 いい場所だ。今度は王子と二号も連れてこよう。 「あら、ダメよ一号。ここはわたしと、×××と、一号の秘密の場所にするの!」 王女の可愛らしい我が儘に、一号は頷くほかなかった。 ここでしばらく休んでから、城に... 2022.04.08 BL孤独な竜はとこしえの緑に守られる長編小説