「大正の夢 秘密の銘仙ものがたり展」@弥生美術館

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イベントその他

9月30日~、弥生美術館で開催中の展覧会に行ってきました。

弥生美術館は東京大学本郷キャンパス・弥生門のほぼ真向かい。
私は在学中は根津駅から通っていたので、この門を毎日使っていました。なのに一回も行ってないっていうね!
竹久夢二美術館と併設になっていて、面白そうだな~、とは思っていましたが。
もしも、現在学生でこの記事を読んでいる人がいるならば、マジで、興味のある美術館や博物館は学生のうちに見に行ってください。
常設展だけなら無料とか、割引とか、いろいろあるんで!
学生時代にやらなかったことで一番後悔しているところだ・・・・・・。

明治の末から大正、昭和の着物がいくつも展示されているのですが、もう、めちゃくちゃ可愛い!
えっ、本当に何十年も(100年前のものも)前のものなの?
今もしも目の前で着ている人がいたら、目を惹かれちゃう。
会場内には実際に着ている人たちのスナップ写真も飾られているので、「いいな~」と思いました。

着物って幼い頃の七五三、ひな祭り、大人になって成人式、大学の卒業式以外では着たことがありません。
※浴衣は一応、就職してからも一回着ました

けれど、「着物を着てお出かけする女の子の漫画」は、目に入る度に、ニコニコしています。

これは近いうちに着ろという天啓かな・・・・・・?
でも自分じゃ着られないし、レンタルショップにはこういうアンティークな感じのはなさそうなんだよな。

マネキンのコーディネート、着物そのものの柄はわかりやすいのですが、帯は説明を読んでもう一回見て、「ほんとだ~」と気づくことばかりでした。

フルーツ柄の帯でひまわりの夏っぽさが引き立つ

一番好きなコーディネートはこちら。

です。
着物そのものも可愛い(格子柄にブーケ)のですが、そこに合わせた半襟とチューリップの帯留めがとても可愛い。
そう、帯留めって可愛いんですよ、知ってました??
(たぶんみんな知ってる)
こういうの、洋服だとどうすればいいんだろう。
ブローチかな。
ブローチってしたことないな。
リュックに缶バッジとか、ピアノの発表会でお花のコサージュとかしかないな。

単体で好きなのはこちら。
エリザベス女王の戴冠のときに作られたものだそうです。
王冠柄が! イイ!!

最近自問自答ファッションの考え方を取り入れている私は、こういうインプットを通じて自分の好きをこねくり回しているのですが、今回の展覧会でもたくさんの学びを得ました。

特に、銘仙が流行していたこの時代でも、現在で言う「ジェンダーレス」を掲げて着物の柄をデザインしようとしていた人たちがいたのが、印象に残っています。
今も昔も変わらないのね・・・・・・
変わってなきゃいけないんだけどね・・・・・・。

ところでこれ、ディオールのブックトートにこんな柄ありそうじゃない????
(ディオールは花柄が好きだと、展覧会で覚えた)

会期は12月24日まで。
月曜日が休館なのと、11月14日は展示の入れ替えのためお休みです。
後半会期も行きたくなってしまっていてそわそわしていますが、11月12月って、他に行きたい展示がふたつあるから、行けるかな……。

着物で来館している人もたくさんいたので、お着物好きな方はぜひ、遊びにいってはいかかでしょうか。

(個人的には三階の高畠華宵の絵もじっくり見てほしいです。日本髪の女性がテーマでしたが、私はこの画家の少年の色気が好きだな、と本を見て思ったので、少年の絵の展示があれば絶対に行こうと思いました)

さて、ここからはおまけです。

弥生美術館は東大の向かい側にあります。
ということで、十数年ぶりに足を踏み入れる東京大学・・・・・・
時間もお昼ということで、突撃! 中央食堂!!

・・・・・・まぁ、お昼の一番混雑する時間帯は学内の人優先で、外の人は遠慮してね! って言われたので13時半まで我慢して、いざ!

学生時代も利用していたけど、基本的に中央食堂(安田講堂の地下にあります)は夜ひとりでって感じで、薄暗くてだだっ広い食堂でぽつーんと食べていたな。
お昼に友達といっしょに食べるときは、学食だと法学部と文学部の使っている校舎の中にある「銀杏メトロ」をよく利用していましたね。

記憶にあるよりも明るい食堂で、メニューの中には懐かしの赤門ラーメンが現役で。
(とはいえ、辛いものが苦手なので食べたことはない)
初めてのケバブライスを学食で食べるとは・・・・・・。

安田講堂は青空がよく似合う建物だと思う
赤門閉鎖中。なお、在学時ほと使ったことはない。
右からはいい香りがして、左からは悪臭がする地獄

イチョウとキンモクセイをいっしょに植えるの反対!!

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