レビュー記事は、基本的に購入した本で行っています。
図書館で借りた本も含めて、11月に読んだ本について紹介します。
「泣くロミオと怒るジュリエット」(鄭義信)
ジャニーズWEST・桐山照史主演でしたが、緊急事態宣言下で途中で中止になってしまった舞台の戯曲。
戯曲初めてでしたが、みんな知ってる「ロミオをジュリエット」をベースにオール関西弁で堅苦しくなく、面白く読めた。
ティボルトの語る戦地の地獄がしんどかった。
「哀しみの女君たち――『源氏物語』のヒロイン・二十四抄」(豊田芳子)
塾で古典の講師をしていた期間が長かったわりに、ちゃんと『源氏物語』読んだことないなぁ、と思って。
国文学科じゃないから読んでなくても当たり前といえば当たり前。
ヒロインたちへの筆者のまなざしが優しい。
「烏の緑羽」(阿部智里)
和風ファンタジー最新作。
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「マンガでわかる 東大読書」(西岡壱誠)
字が多い!
漫画がすごく上手い。
役立てるかどうかは不明。めんどいからやらない気がする。
「まんがでわかる7つの習慣」(フランクリン・コヴィー・ジャパン)
こういう本は漫画で読むに限る!
が、漫画だからさらっと読んでしまって身につきそうかというと、そうではない!
「僕は君を殺せない」(長谷川夕)
再読。中短編三本。
表題作に出てくる「おれ」と妹の身に過去起きた事件の詳細がわからない。
本編に該当する事件出てきてたっけ。
「ゴーストハント④」(小野不由美)
図書館に行くたびに1冊ずつ借りてきている。(単行本)
漫画で読んだはずなのに、どういうオチだったのか途中思い出せなかった。
安原少年が昔から好きです。
(また眼鏡か)
「ニキ」(夏木志朋)
9月に文庫版が出てますが、図書館で借りて単行本で読んだ。
創作村で局地的に流行っているからって読んだわけじゃないんだ……たまたまなんだ……。
主人公の痛々しさが胸を抉る。
作中作の登場人物は、「仲良くなるの無理がある」で対立したままなのに、主人公と二木先生の関係は無理なエピソードで和解に至るというのが面白い。
受賞時のタイトル「Bとの邂逅」から改題して(「ニキ」)改題して(「二木先生」)よかった作品だと思う。
「プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる」(尾原和啓)
去年アンリミで借りて放置していた。
FANBOXやnoteなどで私も自分のプロセスを売っていますが、どんなもんかなー、と。
小説だとどうやったらいいんですかねえ。
「ゴーストハント⑤」(小野不由美)
読みながらコミック版を頭の中で再現しているのですが、⑥と⑦の記憶がないのは、そのとき「なかよし」を買っていなかったせいだろうか。
個人的にこの巻が一番怖い。
次点で3巻の女が上からにゅっと出てくる奴。
「まんがでわかる7つの習慣②」(フランクリン・コヴィー・ジャパン)
特に人生に活かそうとして読んでいないのだが、ここまで来たら全部借りてきて読もうと思っている。
「鷹の砦 警視庁捜査一課十一係」(麻見和史)
ノベルス版で読了。
凸凹男女バディ好き。今回はヒロインが人質になったり監禁されたりで離ればなれになるシーンが多く、それが逆にふたりの絆を感じさせた。
あと相方ポジの先輩後輩バディもよかったです。猪と犬。
お互い後輩を傷つけられて激怒する先輩たち萌え。
(ミステリにも萌えを求める)
「働く女! 私が32才から始めたこと」(川本佐奈恵)
ビジネス本というか自己啓発本。
著者の体験をふまえて書かれてるので読みやすい。
言っていることはごくごく当たり前の人生訓。
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