オタク

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ライト文芸

高嶺のガワオタ(45)

<<はじめから読む! <44話  飛天が高岩が講師を務める養成所に通いだして二ヶ月弱が過ぎた、六月頭。  飛天は空港にいた。 「わざわざ見送りに来てくれて、ありがとうございます」  にっこりと微笑んだ...
ライト文芸

高嶺のガワオタ(44)

<<はじめから読む! <43話 「十年近く前のことを言われても、と晒したアカウントを憎みました。大きな仕事が決まったのに、全部ダメにされた。その傲慢さをきっと、見透かされていたんだと思います。一部の特撮ファンからは、厳...
ライト文芸

高嶺のガワオタ(43)

<<はじめから読む! <42話  パソコンはじめ、機材は次郎に借りた。スマートフォンからでもできるらしいが、やり直しがきかないから、しっかり大きな画面で確認しながらやりたい。  次郎は心配そうにしていたが、飛天が...
ライト文芸

高嶺のガワオタ(42)

<<はじめから読む! <41話  晩秋の季節でも、子供たちは元気だ。ぴったりした素材のスーツは夏はあんなに地獄のように暑いくせに、冬はどうして寒いのだろう。  それでも、激しい動きに次第に息が弾み、身体が熱を持つ...
ライト文芸

高嶺のガワオタ(41)

<<はじめから読む! <40話  空気の澄んだ、真っ青な空が美しい朝だった。イラストのお手本のような雲が、ちらほらと点在しているのもまた、なんとなく気分がよかった。  待ちきれない様子でざわついているテント外の声...
ライト文芸

高嶺のガワオタ(40)

<<はじめから読む! <39話 「なぁ、品川。俺の言ったこと、覚えてるか? 子供を侮るなってやつ」 「はい」  忘れるはずがない。  特撮ドラマは作り物だ。異形の化け物や宇宙人も、それを倒す正義の変身...
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高嶺のガワオタ(39)

<<はじめから読む! <38話 「次郎、高岩さん……」  待っていたのは、飛天とゆかりの深い二人だった。  仏頂面の高岩は何を考えているのかわからない。怒っているのかもしれない。呆れて物が言えないのかもしれ...
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高嶺のガワオタ(38)

<<はじめから読む! <37話 「ついてきてほしい場所があります」  と、映理は言った。飛天は家を出ることを渋った。外を出歩けば、ひそひそと陰口を叩かれる。そんな妄想が頭にこびりついている。  映理は準備万...
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高嶺のガワオタ(37)

<<はじめから読む! <36話 『馬鹿にしたくせに、ライダーに出んのかよ』 『そういう人に、かかわってもらいたくありません』 『アイドルやめて落ちぶれたから、嫌がってた特撮に出るハメになったんだろ』 ...
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高嶺のガワオタ(36)

<<はじめから読む! <35話  帰ってくるなり、青ざめた表情で部屋に駆け込んだ息子を見ても、母は何も言わなかった。最近は、外に出ることも増えていい傾向だったのに、と溜息をつきたい気持ちだったかもしれないが、放っておい...
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