和風

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イベントその他

「大正の夢 秘密の銘仙ものがたり展」@弥生美術館

9月30日~、弥生美術館で開催中の展覧会に行ってきました。弥生美術館は東京大学本郷キャンパス・弥生門のほぼ真向かい。私は在学中は根津駅から通っていたので、この門を毎日使っていました。なのに一回も行ってないっていうね!竹久夢二美術館と併設にな...
レビュー

烏の緑羽(阿部智里)

11月のお給料日に、どの本を買うかシミュレーションしています。まぁ全部BLですが……。「烏の緑羽」(阿部智里)文庫化を待てないシリーズナンバーワン、八咫烏シリーズの最新刊を読了しました。壮年になった雪哉の所業に戦いたり、若宮が亡くなっている...
レビュー

龍ノ国幻想1 神欺く皇子(三川みり)

まだまだ秋の読書週間!「龍ノ国幻想1 神欺く皇子」(三川みり)↑リンク先はAmazonこれまた、「すげー話!」に出会ってしまった。阿部智里『八咫烏シリーズ』に初めて出会ったときと同じような興奮を覚えました。古代日本風の世界が舞台のファンタジ...
レビュー

『追憶の烏』(阿部智里)

BL終わったので、非BLこれから三冊レビュー書く、予定。『追憶の烏 八咫烏シリーズ 』(阿部智里)↑Amazonの電子書籍ページに飛びます。八咫烏シリーズ最新刊。唯一文庫化が待てなくて全部単行本で揃えてる(イベントのタイミングによっては文庫...
レビュー

『清らかな雪は白金の狐の愛にとける』(村崎樹)

最近ようやく原稿地獄を抜けたので、読書もしたいしレビューも書いていきたいぞ!ということで再開一冊目はこちら。『 清らかな雪は白金の狐の愛にとける』(村崎樹)↑Amazonの電子書籍のページに飛びます。投稿の先輩でもある村崎樹さんのデビュー作...
レビュー

『神招きの庭2 五色の矢は嵐つらぬく』(奥乃桜子)

今年があと2ヵ月しかないことに、絶望しています。2021年のノベル大賞、間に合うのだろうか……。『神招きの庭2 五色の矢は嵐つらぬく』レビュー本日のレビューはこちら。『神招きの庭 2 五色の矢は嵐つらぬく』(奥乃桜子)姉妹作といえる作品はあ...
ホラー

リトライアンドエラー

やってきたバスに乗り込んで、ほっと一息ついた。 東京から新幹線で、三時間弱。そしてさらに、地元の電車に乗った。だいぶ北にやってきたので、涼しいと思っていた。なのに、真夏の太陽は容赦なく、俺のことを焼き焦がす。 ガラガラの車内の、一番後ろの座...
ライト文芸

星読人とあらがう姫君(29)

<<はじめから読む!<28話「お前を混乱させないために、出会ったときの夢を見せていたから……気づかなかっただろう」 小さい頃のお前も可愛いな、と彼は言う。間に挟まれた「も」という文字の意味に一瞬遅れて露子は気がついて、頬が熱くなった。咳払い...
ライト文芸

星読人とあらがう姫君(28)

<<はじめから読む!<27話 母が死んだあの夏の日。使用人や女房達のすすり泣く声が、遠くの空まで響いていた。母は家じゅうから愛されていた。それに比べて露子は、誰からも顧みられない。 屋敷の片隅で泣いていた露子を見つけてくれたのは、年上の少年...
ライト文芸

星読人とあらがう姫君(27)

<<はじめから読む!<26話 塞ぎこんでいる露子の気づかぬ間に、秋と冬は過ぎていった。弥生の頃になって、露子はちょうど、一年前のことを思い出していた。 幸せだったな、と思う。父がいて、雨子がいて。結婚の話が降ってわいてきて、慌ただしく輿入れ...
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