今年は興味を持った展覧会はなるべく行くようにしています。
だいたいこの手の情報は、twitter(死んでもtwitterと言い続ける民)でファッションプレスのアカウントを見て仕入れることが多いです。
ピンと来たらムーンプランナーのウィッシュプランのページに会期とともに書き込みます。
金券ショップに前売り券があったので購入し、行ってきましたよコスチュームジュエリー展。
私の住んでいる場所からだと、新橋駅から歩くのが便利。
銀座に行く度に「美味しそうだな」と興味を持っていたコッペ田島でようやく食べられました~。
あぶりチーズチキンカツ、めちゃくちゃ美味しかった。
また行きたい。っていうか行く。
お手頃価格ですし。
(ポテトとドリンクのセットで650円)
すぐ迷子になる女、やっぱり一瞬駅構内で迷子になりかけながら辿り着きました。
※地上から行こうと思ったら銀座口に出られなくて、結局地下を通って行った人
ジュエリーとは元々、王侯貴族が身につける特別なものというのが、ヨーロッパでの常識でした。
財産の一種なので、本物の宝石を使うのが当たり前です。
しかし、二十世紀になってパリを中心に様々なメゾンが立ち上がるようになると、ドレスと引き立て合い個性を主張するアクセサリーを、デザイナーが必要とするようになります。
そこで誕生したのが、コスチュームジュエリーです。
本物の、高い価値のある宝石ではなく、ガラスやビーズ、メタル、セルロイド樹脂、果てはどんぐりの帽子(!)まで、ありとあらゆる素材を使い、考案されたデザインを職人たちが仕立て上げます。
美しさに本物も偽物もないんだな、と思いました。
Amazonギフトカードで2万円をもらう予定になっており、
「指輪とかアクセサリー欲しいな」
と検索していたときに、ルビーにしてはずいぶん安いな? というものに会ったんですよね。
よく見ると、「シンセティック」と書いてあります。
「工房で造られた、天然石と同じ化学組成、結晶構造、特性を持つ、天然石と全く同じ構造のもの」
らしい。
それでもやっぱり本物の方がいいんじゃないの・・・・・・?
と感じていたのです。
(最終的にAmazonギフトカードでアクセサリーは買わないことにしたのですが)
しかし、明らかに宝石とは違う素材でできているものであっても、可愛いものは可愛いし、美しいものは美しい。
数多のコスチュームジュエリーを見て、そんな風に思いました。
デザインや輝きが好みで、自分が表現したい・なりたい姿に合うのなら、本物の石にこだわることはないんじゃないか。
もちろん、資産としての購入であれば、本物の宝石を使ったものを買うべきでしょうが、個人として、装いとして購入するのなら、別に本物じゃなくてもいいんだなあ、と。
シャネルやディオールであっても、模造パールとか使っているんですから。
そしてそれが、とっても素敵なんですから。
真贋にこだわるよりも、自分らしさを装う方が私の精神にとっては健康的だな、と思いました。
好きだな~、と思ったのは、ひび割れ模様のガラスをいっぱい使ったネックレスですね。
あと、ディオールのすずらんブローチ。
ブローチって可愛いな。
欲しくなっちゃうな。
(どうやって使うかは考えていない)
(小学校時代の名札の安全ピンすら自分で止めるのが怖かった奴が何を言っているんだ)
写真撮影可のゾーンの作品たちをお裾分け。
ちなみに新橋駅には安価なアクセサリーショップがあって、
「何か欲しくなっちゃった・・・・・・」
という方にも安心です(笑)。
指輪いろいろ試してみたよ。買わなかったけど。
新橋駅から銀座までは歩いていけるので、足を伸ばしてジュエリーショップを覗きました。
色のついた石でキラキラしたものが好きなので、スワロフスキーの路面店と、GINZA SIXの中のビズーへ。
ビズーは小さな石がいっぱいちりばめられたのが可愛いけれど、大きめの石がドン! ってついているのも捨てがたい。
三越の中のビジュマムさんでも大きめ石の指輪をとっかえひっかえつけました。
が、昨日最大のヒットは、三越にポップアップで来ていたお店のキンモクセイのリングでした。
レジンで丸く固めたやつよりも、お花の形を生かしてじゃらじゃらしている方が可愛かったし、似合っていたな。
最終日だったから、即決しなければいけなかったんだけど、さすがにできなかった~。
だってまだ、アクセサリーに関する解像度が足りていないもん。
来シーズンにまたキンモクセイアクセサリーをラインナップに入れてくれていたら、今度は購入を決める(あるいは購入をやめる)ことができるくらい、経験値を積んでおきたいものです。
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