今年も創作TALKさんの企画に合わせて、創作関連のまとめ記事を執筆します。
皆さんも息抜きがてら、年末年始に参加してみてはいかがでしょうか。
創作TALKさんからいらっしゃった方向けに自己紹介をすると、
・腐女子
・読むのも書くのもBLとライト文芸が半々くらい
・読むのはマンガも好き
・初恋をこじらせた男子が好き
・芯の強い女の子が好き
・受けの身長は178センチ以上が好み
です。
よければ作品も見て行ってください。
上のメニューボタンの「長編小説」「短編小説」から、好みのジャンルを選んでね!
目標振り返り
去年の創作まとめで立てた目標の達成具合を、まずは見ていきます。
①長編小説(10万字超)を三本
10万字という字数にこだわります。
プロになりたいという望みを抱いて幾星霜、それでもやっぱり、10万字の壁は高い・・・・・・。
今年は結局、一本も10万字超えた作品なかったな。8万字とかくらいで終わっちゃう。
年明け一発目に出すノベル大賞も7万字くらい。100~400枚って幅がある要項だけど、やっぱり文庫一冊分くらいの分量は欲しいよね。
10万字っていうと、エピソードも多くなるし、キャラも立たせないとダメだし、執筆時間ももちろんだけど、プロットを考える時間もめちゃくちゃかかるんだよね。
そしてその後、地獄の推敲タイムが待っている・・・・・・。
それでもやっぱり商業デビューしたいので頑張ります。
字数だけじゃなくて、それに見合った魅力のある作品を作りたい。
②短編
今年は2ヶ月に1回、コバルト短編小説新人賞に投稿することができました。完走!
コバ短ってやっぱり、連続で投稿していると、「これはもう一歩まではいけそう」っていう勘が身につくんですよね。毎回投稿していた頃は、結構連続でもう一歩に入ってたりして。
今年は全然、コバ短向きのネタじゃないよなあ、と思いつつ書いてました。無理矢理出した! って感じ。
でも結果発表をtwitterで検索すると、みんな一喜一憂していて、その空気が好きなので、今年は頑張ってよかったな。
来年は質も伴う作品にしたい。
③小説投稿サイトに完全新作を投稿
これは一ミリも達成できなかった(笑)。
公募の作品も並行して書くことができない人間が、公募と趣味の原稿を並行して書けるはずがなかった。
中長編+コバ短が限界で、中長編二本とか三本こなしている人ってすごいわ。
プロの先生とか、商業出版の原稿(場合によっては複数)に加えて特典の番外編ss、さらにはお返事用のssとか番外編同人誌まで作っていて、どうやってスケジュール管理してるの?
私なんぞ、週に三日しか働いていないお気楽パート主婦なのに、全然進まないのに・・・・・・。
マルチタスクは今後の課題かな、と思っていて、まずは手帳を使ってスケジュール管理と活動ログを取っています。
ジブン手帳Liteminiは、書くところも少ないので、ほぼ毎日寝る前にちゃちゃっと書けてとてもいいです。ほぼ日手帳はサボり倒しマンだったのは、書くスペースが大きすぎるのが原因だったんだな。
今は楽しく手帳使っています。
投稿サイトは、一度割り切って、公募のために使うと決めた方がいいのかもしれない。
供養もメインはこのブログにアップして、ジャンルによって投稿サイトに載せた方がいいかな? って奴を厳選する。
そんな使い方をしていきたいです。(まぁ、今まで通りってことです)
④一次創作同人誌を作成
しませんでした!
二次創作で同人誌をひたすらこさえていた頃は、ジャンル特性もあって書店委託やBOOTH販売もせず、ただひたすらオフラインのイベント会場で頒布するだけでした。
このご時世なのでオンラインイベントが多数開催されているんですが、書店委託の仕方もわかんないしなあ・・・・・・そもそも無名の一次創作BL同人誌、誰が買うの? ってなっちゃって。
なので、来年のJ庭にサークル参加しようかな、と思っています。
私は公募がだいたい上半期に集中していて(なんなら1月に、できれば三本って考えている)、春庭は無理無理無理同人誌なんて作ってる場合じゃない!
ので、秋庭にどうにか!
夏はD+出したらあとは常時に出すか~、くらいなのでたぶんいける・・・・・・はず!
有言実行したい!
⑤ファンを増やす
曖昧な目標なので曖昧な結果しかない(笑)。
twitterのフォロワー数も多くなければ、毎月のkindle収入もほとんどなし。(今年は一本もkindleにしなかったな)
でも、
・pixivFANBOXやnoteの定期マガジンを購入してくれている方
・このブログのパスワード請求(性的なシーンには鍵がかかっています)をしてくださる方
・Web拍手を押してくださる方
他、人気のある書き手さんはもっともっとたくさんいろんな反応をもらっていると思うのですが、私にもこんな風に応援してくれる人がいるんだな~、と、日々嬉しく思っています。
数字の向こうにいる読み手のあなたのことを、忘れずに、これからも精進します。
今年書いた中長編
今年書いた長編(去年書いていたものもあります)について触れます。
(「断頭台の友よ」)「めっちゃ好っきゃねん!」
大部分は2020年に書いていたのですが、「めちゃ好き」の方は、FANBOXの週報を見ると1月になっても書き直しをしていたようなので・・・・・・。
2021年のノベル大賞は、「断頭台の友よ」が一次通過、「めっちゃ好っきゃねん!」は三次通過と、個人的にはめちゃくちゃよい結果でした。
そして「めちゃ好き」に関しては、評価メールをもらったり、自分でも読み返してみたり、また、ジャニーズWESTのライブ円盤のドキュメンタリーを見ていろいろ考えたりして、プロットをいちから立て直して、来年の新人賞に投稿します。
タイトルはもう決まっているのです。
「星くずとポラリス」
私はまだ、コンサート会場に行ったことはないんですが、ステージから見る会場、会場から見るステージってこんな感じなのかな、と想像して。
銀河を構成する星くずひとつひとつにも名前や背景があるんだよ、ってところまで小説の形にできればいいな、と思っています。
まだ何にも着手していないので頑張ります。
薔薇をならべて
1月末〆切のD+で三次選考通過。安定。
天然俳優×オカン花屋でしたが、当初の予定では逆でした。
本編中でも「香貴の仕事に差し障ったらダメだ」と受け身に回ったオカン気質なので、どこかのタイミングで絶対に一回はリバでします。
(結論としてはリバでやってみたけど、もともとのポジションに変更なし、みたいなオチ)
ノベル大賞終わってからプロット立てて一週間で初稿を書き上げた。
でもこの速度は滅多にないから期待しちゃだめ。
孤独な竜はとこしえの緑に守られる
3月末〆切のルビーでC評価→アルファポリスのBL小説大賞選外。
C評価で「ファンタジー向いてるんじゃね?」と思って、アルファポリスに多少手直しして(ラストのエッチシーンは全部書き直し)出してみたけど撃沈。
短期間に見直してたら自家中毒になりかけた作品。
壮大に風呂敷広げているので、
・黒幕兄を追いかける堅物弟(弟×兄)
・隣国の獅子王×トリップしてきた青年
っていうネタだけはあるんですが、書かずに終わりそうだな。
アルファポリスの受賞作タイトル見ると、そりゃこの何を言ってるかわからんタイトルじゃ無理よね-、とは思った。
(敗因はそれだけじゃないのは重々承知)
非モテ男子のかりそめの春
5月頭(GW直後あたり)pixivのゆるキュンBL選外。
字数制限のゆるさ、エッチシーンいらない(むしろガチで書いたらダメな奴や)、要項守ってなさそうな作品も多いだろう・・・・・・と割と真剣に狙ったんだけど、ダメでしたね。
でも1話のブクマは一次・二次含めても最高記録で、今年一番読んでもらえた作品には違いない。
頑張った甲斐がありました。
受け攻め決めるためにとりあえずどっちも経験してみるんじゃないかと思います。
最初はリア充×根暗のつもりだったんだけど、「これ逆でもよくない?」ってなった。
私が作者なので、好きなように妄想しています。
ふたりでつかめ、恋のゴール
エブリスタのキミノベル大賞選外。
去年佳作もらったから今度こそ~! と思ったのだけれどダメですね。
いや、投稿した瞬間から、こいつはダメだろうな・・・・・・とは思っていた。もうちょっとラブとかときめきとかキュンを詰め込むべきでした。
当初書こうと思っていたものとはだいぶずれました。
この辺は、当時の週報を見るとすごく苦悩してる。
男勝りの女の子の恋は、いつか必ずリベンジしたい。
恋は以心伝心にあらず
7月末D+、相変わらずの三次選考通過。
セフレから恋人になる、という展開が書きたかった。
割と王道な気がするけど、受けが自分の恋心に気づくきっかけとかめちゃくちゃ悩んだな。
BLに限らずですが、基本的に視点人物は固定です。
なので、主人公→相手への感情の動きは比較的容易に書ける(書き切れている、とは言わない)けれど、相手→主人公の気持ちって、表すのがめちゃくちゃ難しい。
これは課題です。
長いこと、エロを書くのにスランプだったんですが、この話はスムーズに書くことができました。
この感覚、忘れずにいたいな。
平行線上のアルファ~迷子のオメガは運命を掴む~
10月末合わせで出したシャレード、選外。
「オメガバース世界(日本語的に間違っている気がする)の主人公が、第二性の存在しない世界にやってきたら・・・・・・」
という妄想から始まったもの。
一歩間違えばホラーになりそうなところを、ぐっと我慢しました。
いや、だってホラーでしょ。
これまで常識だと思ってたことが、通じないんだもん。
しかも自分の身体はオメガのままなのに・・・・・・。
オメガバース×パラレルワールドは、悪くない発想だと思うのですが、なかなか難しいものに手を出したな・・・・・・と、我ながら。
プロになったら書き直したい設定ですね。
ところでオメガバースものでアルファ・ベータ・オメガという性別のことを、私は「バース性」と言うのが嫌。
だってバースって、ユニバースとかマルチバースのバースじゃないの?
世界とか、そういう意味だと思っているので、頑なに「第二性」と呼びます。
・・・・・・こういう頑固なところ、プロとしては歓迎されなさそうだなあ。
不幸なフーコ
これは今書いているもの。2022年1月10日〆切のノベル大賞に投稿予定。女子高生の歪んだ友情の話。青春小説です。
主人公が本当に「お前・・・・・・」って感じの嫌な奴ですが、最終的には気づきを経て、和解するので許してほしい。
二稿まで出来ているので、年明けにもう一度直してWEB投稿します。
珍しくタイトル先行です。
不幸なフーコ、というフレーズが思いついて、「フーコという人物はどんな子だろう。どうして不幸なんだろう」と考えた結果、できあがった物語。
字数が文庫一冊には足りないので(原稿用紙200枚ちょっと)、劇的に素晴らしい出来じゃなけりゃ受賞はないし、高次選考通過もなさそうだな、と思っている。
でも、応募しなきゃそれはそれで後悔するので、自分の納得のいくものを創って、投稿します。
短編
短編はほとんどコバ短ですね。
映えない友達
中途半端な田舎の中高一貫女子校が出てきたら、私の母校がモデルだと思ってください(笑)。
この話の他には、「天使と羊飼い」が該当作品です。
あと長編「不幸なフーコ」も、うちの学校のことを踏まえて書いています。
(公立高校の滑り止めとか、特進であってもたいしたことないとか)
「月色果実」もその気はあるかな。あれは都会の学校だけど。
JCの半分は妄想でできている
えっ、これでもう一歩???
そういえばこれも私立の女子中学校だから、私の母校モデルや。
若い叔父さんに引き取られて一緒に住んでいる主人公が、周りにあれこれ言われて疑心暗鬼になる話。
オチはBLです。
アイのはなし
これ結構頑張ったんだけどな~。自分の直感と結果が噛み合わない。
日本語の一人称っていっぱいあって難しくて面白いよねってところから思いつきました。
女の子もだけど、男の子の一人称の切り替わりって、どこからくるんだろうな。
ひと月遅れのアドベント
もうね、落選覚悟で出すだけ出した話。
全然思い浮かばなかった。
なので、恋人未満な幼馴染み×クリスマス(12月発表だった)というだけで必死に絞り出した話。
あんまり気に入ってはないです。
雨宿り
2月に結果が出ます。
下敷きにあるのは、昔書いた二次創作ss。
小説というかなんというか・・・・・・うん。
あんまり評価はされないと思うな。
もう絶対、こんな書き方はしない。苦しかったもん。
前へならえ
4月に結果が出ます。(遠いな)
手帳のネタメモの「前ならえしてみたかった幽霊」というのをプロット立てて書きました。
個人的には好き。最後はホラー味を増してみました。
(コバ短は意外とホラーを書いている人間)
キスをとばして
BL小説講座イベントで添削してもらいたくて書いた短編BL。
当選しなかったんですが、葵居ゆゆ先生からいただいた講評は、深く胸に刻みます。
何度も見直してる!
20枚~25枚でテーマは「キス」。
この長さでエッチシーンまで書くのは大変でした。
無題
女による女のためのR-18文学賞に向けて書いていたけれど、結局ボツにした。
夫とのセックスに悩む主人公を誘惑する親友、というNTR百合。
と思いきや3P。
百合好きにも男女好きにも受け入れられない奴や、と思ったので自主ボツ。
ボツだからタイトルもなし。
FANBOXやnoteで販売中。
↑1話は無料です。
SS
今年はssもたくさん書きました。
FANBOX向けに、これまで書いた小説の番外編ssを書くことが多かった。
私も人間なので、「面白かった」「好き」という感想をもらった作品のssを書きがち。
あとは二次創作も三本だけ。
松山くんははやく美子を嫁にもらってやってくれ。
(と言いつつBLも好きなんだよ)
そして11月には、ノベルバーというtwitter企画にも参加しました。
1日ひとつお題が決まっているので、毎日アップしました。
来年はここから選んでコバ短用に短編小説化します。
2022年の目標
当然商業デビュー! が究極の目標ですが、そのために頑張りたいことをあげます。
①マルチタスクをこなせるようになる
前半でも言ったとおり、コンスタントに作品を発表している先生たちってほんと、何本並行して書いているの? って感じなので、投稿中に少しでもできるようになっておきたい。
今は中長編+短編(ss)が限界です。あと、BL+ライト文芸とか、BL+児童向けとか、ジャンル違いならしっかり頭が切り替えられるのでいける気がするのですがBL+BLとか、ごっちゃになりそうなので練習したいですね。
マルチタスクをこなすうえで、まずは自分の一日の生活の中で執筆にあてられる時間の把握をすること。
家だと集中力がぶち切れているので、なるべく図書館を利用していきたいと思っています。
②質も量も求める
質を高めなければ受賞できないけれど、そもそもまず投稿しないと受賞もクソもないわけで。
今年と同じくらいか、もう1本増やすくらいは書きたいところです。
1月はノベル大賞とD+の他に、エブリスタの宝島社この文庫がすごい大賞に投稿したいな、と考えて・・・・・・いるだけ。
短編連作で考えていて、未完でもOKなので、最悪二本(1本20000字計算)だけアップすればいいかな。
あとは3月のルビーと6月のポプラ社。上半期はこのくらいかな。
下半期はまた別に考えます。
質を高めるために、「素直な心を持つ」「とりあえずやってみる」を心がけたいと思います。誰かに見てもらったら、ひとまず取り入れてみようとする。
そういう心で自分の作品に向き合いたいです。
③流行りのものを摂取する
最近マジで、流行っているものがわからないんですよ。「鬼滅の刃」も「呪術廻戦」も「東京リベンジャーズ」も一ミリも触れていない。
最近どころじゃなくて、特撮オタクこじらせ始めたあたり(2012年)から、特撮・俳優のオタクとして活動して、同人活動もソッチ方面ばっかりだったので、二次創作の流行ジャンルが本当にわからない。
流行っているものがわからないってのは、小説書きとして致命的。いずれは自分が流れを創っていきたい! くらいの気概をもってプロを目指しているので。
とりあえず何から始めるべきか。「呪術廻戦」の映画を見に行くべきか。
(前日譚だから本編知らなくても大丈夫ってTLで見た)
④ファンを増やす
今年もファンを増やす、という曖昧な目標は継続します。
ブログのPV数もFANBOXのフォロワー数や支援者数もtwitterのフォロワー数も大事だけど、数よりもひとりひとりを大事にしたいな、と思っています。
交流下手だし、なんなら全部消してやり直したくなる癖のある人間なので、なかなか話しかけづらいこともあるかと思いますが、自分から話しかけたり、タグ企画に乗ったり、ノベルバーみたいな企画があれば積極的に参加して、まずは名前を知ってもらうところからスタートしたいですね。
(去年よりは具体的な目標になったかな?)
2022年も頑張ろう!
よろしくお願いします!!
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