孤独な竜はとこしえの緑に守られる

スポンサーリンク
BL

孤独な竜はとこしえの緑に守られる(27)

<<はじめから読む! <26話 「ナーガは、竜人? それとも人間?」  生活をともにしていても、ナーガは謎めいた存在である。自分よりもだいぶ高い背丈だが、竜人にしては線が細い。目を閉じたままの生活を自分に課している彼に、上司は力仕事を任せな...
BL

孤独な竜はとこしえの緑に守られる(26)

<<はじめから読む! <25話  自室に戻ったベリルに、ナーガは胸を撫で下ろした。 「ああ、ベリル様。急にいなくならないでくださいませと、あれほど」  それほど長い付き合いではないが、シルヴェステル以上に一緒にいる男である。これは長くなりそ...
BL

孤独な竜はとこしえの緑に守られる(25)

<<はじめから読む! <24話 「いいんですか。あんな約束して」  呆れたカミーユの小言は、聞き飽きている。ベリルを拾ってから、「陛下は甘すぎます!」と、何度苦言を呈されたことか。  仕方ないではないか。笑顔が見たくて、つい甘やかしてしまう...
BL

孤独な竜はとこしえの緑に守られる(24)

<<はじめから読む! <23話  妃を後宮に迎えたからといって、王の仕事が休みになることはない。どころかますます忙しくなったのは、シルヴェステルから後宮に行く時間と気力を奪い、その間にベリルを懐柔してしまおうという算段だ。  実際、繋ぎを取...
BL

孤独な竜はとこしえの緑に守られる(23)

<<はじめから読む! <22話 「私は、人間の母から生まれた」  竜王は、竜人族ではない。本性は、硬い鱗に覆われた巨大な身体の竜そのものだ。  王が衰えると、国のどこかで竜王となる者が産み落とされる。人型は仮初めの姿だ。必然的に、産まれたば...
BL

孤独な竜はとこしえの緑に守られる(22)

<<はじめから読む! <21話  すっきりとした目覚めを迎えるのは、いつぶりだろうか。  定期的に供給される女たちを抱いて、腹の底が冷えるような孤独を紛らわせていたが、ベリルを連れてきてからは、とんとご無沙汰であった。自慰で吐精するのもむな...
BL

保護中: 孤独な竜はとこしえの緑に守られる(21)

このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。 パスワード:
BL

保護中: 孤独な竜はとこしえの緑に守られる(20)

このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパスワードを入力してください。 パスワード:
BL

孤独な竜はとこしえの緑に守られる(19)

<<はじめから読む! <18話 「大丈夫です」 「あれだけ咳が止まらなかったのだぞ。毒の影響に違いない」  ぐっすり眠ったおかげか、ベリルの身体から疲労は消えていた。空気に混じっていた毒を摂取したのではなく、毒を飲まないようにと肉体が警告し...
BL

孤独な竜はとこしえの緑に守られる(18)

<<はじめから読む! <17話  ふっと意識が浮上する。 「目が覚めたか?」  身体を起こそうとすると、シルヴェステルに止められる。もうすっかり見慣れた自分の部屋の天井に、深く息を吐き出す。ベリルはどうしても気になって、もぞもぞと寝返りを打...
スポンサーリンク